林泉寺
山形県米沢市にある米沢藩上杉家の菩提寺である曹洞宗の寺が春日山林泉寺。上杉家の菩提寺として、もとは越後・春日山に建っていましたが、上杉家転封とともに林泉寺も会津、米沢へと移転。境内には上杉家家老のNHK大河ドラマ『天地人…
山形県米沢市にある米沢藩上杉家の菩提寺である曹洞宗の寺が春日山林泉寺。上杉家の菩提寺として、もとは越後・春日山に建っていましたが、上杉家転封とともに林泉寺も会津、米沢へと移転。境内には上杉家家老のNHK大河ドラマ『天地人…
JR東日本、『行くぜ、東北。』、2016年秋の「米沢探訪」編のテーマは、「米沢の歴史を旅する」。米沢の歴史といえば初代米沢藩主・上杉景勝以来の上杉家の伝統。というわけで、ロケは上杉家の菩提寺の林泉寺、米沢牛が味わえる料亭…
山形県米沢市(よねざわし)、松が岬公園(米沢城本丸跡)の南側、米沢城の二の丸跡にある趣深い建物が上杉伯爵邸(上杉記念館)。もとは14代・上杉茂憲(うえすぎもちのり)伯爵邸として建てられたもので、かつては「鶴鳴館」(かくめ…
明治32年5月15日、日本国有鉄道奥羽南線福島駅〜米沢駅間の開通とともに開業したという歴史ある駅が米沢駅です。大正15年には米坂線米沢駅〜今泉駅間が開業。現在の駅舎は平成4年7月1日の山形新幹線開業後の平成5年に完成した…
羽黒山(現在の出羽三山神社、江戸時代までは羽黒権現)の表参道は、随神門(旧仁王門)をくぐり五重塔脇の石段を上る道で、樹齢350年から500年の杉並木の中を上っていきます。全長1.7km、2446段の長い石段の道は、途中一…
羽黒山山頂に建つ出羽神社三神合祭殿は出羽三山信仰の中心となる存在で、月山・羽黒山・湯殿山の三神を合祭した聖地。月山、湯殿山は、冬期間積雪のため参拝できないことから、三神を祀るようになったといわれています。明治維新以前の神…
山形県山形市山寺、東北の修験道の聖地として繁栄した、台密(天台宗)の古刹、立石寺。山寺と通称され、芭蕉が「閑さや岩にしみ入る蝉の声」の名句を残したことでも知られていますが、江戸時代までは修験の地。修行の岩場は、釈迦ヶ峰と…
羽黒山の登拝口の随神門から継子坂(ままこざか)を下った祓川の谷合にある禊(みそぎ)の地が須賀の滝。承応3年(1654年)、出羽三山中興の祖といわれる天宥(てんゆう)が山中に堰を巡らせ、8kmほど離れた水呑沢から導水した水…
立石寺の大仏殿は、奥の院の隣に位置し、像の高さ5mの金色の阿弥陀如来像が安置されています。毎日、卒塔婆(そとば)供養が行なわれ、彼岸の中日の施餓鬼法要(せがきほうよう)には、宗派を越えた参拝者で賑わいます。
山寺と通称される立石寺(りっしゃくじ)の三重小塔は、山上の奥の院下、華蔵院(けぞういん)脇にある岩窟の鞘堂に納められています。十穀静允(じっこくじょういん)作と伝えられ、静雲が寄進したもの。建立は永正16年(1519年)…
山形県山形市山寺、山寺と通称される立石寺(りっしゃくじ)山内の自然に沿ってつくられた参道は、古来からの修行者の道で、立石寺開山の租といわれる(あくまで寺伝ですが)、円仁(えんにん=慈覚大師)あるいは開祖の安慧(あんね)が…
羽黒山参道、神橋から徒歩5分、国宝・羽黒山五重塔のそばに立つ爺杉(じじすぎ)は、樹齢1000年といわれる秋田杉系の老杉。目通り幹囲8.2m、樹高は48mを越える羽黒山内一の巨木で、国の天然記念物に指定されています。以前は…
立石寺奥の院は、正式には如法堂といい、立石寺開山の租、円仁(慈覚大師)が唐(中国)で修行中に持ち歩いたといわれる、釈迦如来と多宝如来を本尊としています。石墨草筆(千年以上使っても擦り減らないという硬い石墨と草で作った筆)…
宝珠山立石寺(ほうじゅさんりっしゃくじ)の百丈岩と呼ばれる断崖絶壁の上に建つ赤い小さな納経堂は、衆徒が奥の院で行なう写経を納めるお堂。奥の院の如法堂で書写の法華経を奉納するために納経堂と通称されています。山内で最も古い建…
山寺と通称する、山形県山形市の名刹。立石寺(りっしゃくじ)を開祖したと伝えられる円仁(えんにん=慈覚大師)を祀る廟所が、開山堂。現存する建物は嘉永4年(1851年)の再建で、堂内には大師の木造の座像が安置されています。比…
山形県山形市、山寺と通称される立石寺(りっしゃくじ)山上にある五大堂は、大聖不動明王、東降三世明王、五大明王を祀って、立石寺を守護し、天下泰平を祈る道場。仁王門をくぐった先で左に分かれ、納経堂、開山堂方面へと歩を進めれば…
立石寺の仁王門は、奥の院までの中間点に位置し、根本中堂→宝物館→山門→せみ塚→仁王門と歩いて、登山口から徒歩25分ほど。嘉永元年(1848年)、立石寺65世・情田和尚によって建立された優美な門です。
山寺と通称される立石寺(山形県山形市)の根本中堂の西、仁王門の下に位置する弥陀洞(みだどう)は、長い年月の風雪に、新第三紀中新世の凝灰岩が削られ、阿弥陀如来の姿を造りだしたといわれるもの。1丈6尺(4.8m)の姿から「丈…