早雲寺
神奈川県箱根町湯本にある臨済宗大徳寺派の寺、早雲寺(そううんじ)。小田原の戦国大名で、後北条氏の祖である北条早雲(北條早雲)の遺命により、2代目の北条氏綱が建立した古刹。温泉街として知られる箱根湯本は、早雲寺の開山の際、…
神奈川県箱根町湯本にある臨済宗大徳寺派の寺、早雲寺(そううんじ)。小田原の戦国大名で、後北条氏の祖である北条早雲(北條早雲)の遺命により、2代目の北条氏綱が建立した古刹。温泉街として知られる箱根湯本は、早雲寺の開山の際、…
東京都台東区根岸、JR鶯谷駅前に鎮座するのが元三島神社。由来書によれば弘安の役(1281年=九州に元・朝鮮連合軍が攻め寄せた二度目の元寇)の際に伊予水軍の武将・河野通有(こうのみちあり)が、瀬戸内海の大三島に浮かぶ大山祇…
東京都台東区東上野3丁目にある天平2年(730年)、峡田の稲置が創建と伝えられる(行基が伏見稲荷大社を勧請したとも)都内屈指の歴史を誇る古社が下谷神社(したやじんじゃ)。東京メトロ銀座線の稲荷町駅の名の稲荷町はかつて下谷…
慶長16年(1611年)、豊臣秀吉の甥、豊臣秀次一族の菩提を弔うために京・三条大橋近くに建立された寺が瑞泉寺。豊臣秀次は、悲運の武将で、最初跡継ぎのいない秀吉の養子となり、関白の位を継いでいましたが、秀吉に嫡男・秀頼が誕…
京都、鴨川に架かる三条大橋に取り付けられている擬宝珠(ぎぼし)は昭和25年の架橋の時に往時のスタイルで新造されたものと、以前の擬宝珠をそのまま活用したものがあります。再活用の擬宝珠のなかには刀傷がついたものもあり、この刀…
京都、三条大橋の西のたもとにあるのが弥次さん喜多さんの像。江戸時代後期の戯作者・十返舎一九(じっぺんしゃいっく)の『東海道中膝栗毛』には、弥次さん喜多さんが清水寺に詣でた後に、三条大橋付近に宿泊する話が登場します。平成6…
京都市街を流れる鴨川に架かる、江戸時代の東海道と中山道の終点となる三条大橋。現在の橋は昭和25年に架橋されたものですが欄干には豊臣秀吉の命により改修された時代の擬宝珠も配されています。室町時代初期には、簡素な構造の橋が架…
明治5年に東京遷都後の京都の繁栄を願って開かれた『第1回京都博覧会』で、観光客誘致の一助として生み出されたのが「鴨川をどり」。今や先斗町の芸妓の代名詞ともいわれるこの「鴨川をどり」を継承し、先斗町(ぽんとちょう)の芸妓の…
京都市街を南北に流れる鴨川と木屋町通の間にある花街が先斗町(ぽんとちょう)。織田信長時代にポルトガルの教会が、この辺りにあって、先を意味するポント(ポンタ)が語源とも、鴨川と高瀬川の堤に囲まれた一角ということで川を皮に、…
滋賀県守山市にある平安時代編纂の『延喜式神名帳』記載の古社、下新川神社(しもにいかわじんじゃ)。祭神は第10代崇神天皇皇子である豊城入彦命(とよきいりひこのみこと)、新川小楯姫命。祭神の豊城入彦命が船で琵琶湖を渡ってきた…
滋賀県近江八幡市にある天平8年(736年)、聖武天皇によって創建されたと伝わる古社が賀茂神社。もともとは天智天皇が牧(官設の牧場)を築いた地で、聖武天皇が吉備真備に命じて社殿を築かせたと伝えられています。その由来から「馬…
『古事記』に「伊邪那岐大神(いざなぎのおおかみ)は淡海(=近江)の多賀に坐す」と記された滋賀県多賀町の多賀大社。「お伊勢参らばお多賀へ参れ、お伊勢お多賀の子でござる」、「お伊勢七度熊野へ三度 お多賀さまへは月参り」と謳わ…
近世には日野商人(近江商人)の活躍で繁栄した滋賀県日野町の古社、馬見岡綿向神社(うまみおかわたむきじんじゃ)。社伝では、鈴鹿山脈の霊峰・綿向山(標高1110m)の頂上に、神武天皇の時代に、出雲国の開拓の祖神を迎えて祀り、…
滋賀県米原市にある長沢御坊と呼ばれる、浄土真宗本願寺派の名刹、福田寺(ふくでんじ)。真宗を守るため織田信長と戦った犠牲者を弔う「殉教万人塚」、小谷城の遺構を移築した「浅井御殿(書院)」、「本願寺の蓮如手植えの松」などがあ…
滋賀県野洲市にある平安時代編纂の『延喜式神名帳』にも記載される古社が兵主大社(ひょうずたいしゃ)。正式名称は兵主神社ですが、兵主大社と通称されています。社伝によれば、3世紀後半、近江国滋賀郡穴太(あのう)遷都にともない穴…
滋賀県米原市にある平安時代編纂の『延喜式神名帳』記載の古社が山津照神社(やまつてるじんじゃ)。創建年代は定かでありませんが奈良時代には創建されていたと推測できます。祭神は、天地開闢の際に出現した国之常立神(くにのとこたち…
愛知県知立市八橋町にある臨済宗妙心寺派の寺、無量寿寺。『伊勢物語』で在原業平(ありわらのなりひら)とおぼしき主人公が東下りの途中「唐衣 着つつなれにし つましあれば はるばる来ぬる 旅をしぞ思ふ」との歌を詠み都を偲んだと…
東京都府中市、JR武蔵野線・南武線府中本町駅前に広がる国史跡武蔵国府跡(国司館地区)史跡広場が整備され、「国司館と家康御殿史跡広場」として公開されています。律令時代に武蔵国府に赴任した国司が居住、執務した館が国司館(こく…