万関瀬戸
対馬(長崎県対馬市)にある対馬西部の浅茅湾(あそうわん)と東部の三浦湾(みうらわん)をつなぐ運河。運河上には国道382号の万関橋(現在の橋は3代目)が架橋されています。旧海軍の開削した運河で、建設当初は久須保水道と呼ばれ…
対馬(長崎県対馬市)にある対馬西部の浅茅湾(あそうわん)と東部の三浦湾(みうらわん)をつなぐ運河。運河上には国道382号の万関橋(現在の橋は3代目)が架橋されています。旧海軍の開削した運河で、建設当初は久須保水道と呼ばれ…
対馬に築かれた宋氏の居城金石城の大名庭園。旧金石城庭園は、かつての厳原中学校の校庭を発掘調査した結果、中島を擁する大規模な泉水が造営されていたことが判明。それを大規模な発掘調査を行なって江戸時代の大名庭園を蘇らせたもので…
戦国時代の初期、1528(享禄元)年に、宗将盛(そうまさもり)が対馬に築いた金石屋形(かねいしのやかた)を前身とする宗氏の居城跡が金石城跡。対馬市街を挟んで北東隣の桟原城(さじきばらじょう)とあわせて厳原城(いずはらじょ…
長崎県対馬市にある平安時代編纂の『延喜式神名帳』にも記載の古社が和多都美神社(わたづみじんじゃ)。海神である豊玉彦尊が対馬に宮殿を築いた跡地といわれ、彦火々出見尊(ひこほほでみのみこと)と豊玉姫命(とよたまひめのみこと)…
京都、高雄にある神護寺からさらに周山街道(しゅうざんかいどう)を北へと走った三尾の最奥、栂尾(とがのお)に建つ古刹が高山寺(こうざんじ)。774(宝亀5)年、光仁天皇(こうにんてんのう)の勅願によって開創。境内は「華厳浄…
徳大寺家の別荘だったものを1450(宝徳2)年、細川勝元が譲り受け、妙心寺の義天和尚を開山とし禅寺に改めたのが龍安寺。応仁の乱の際に焼失後、勝元の子・政元が再興。1499(明応8)年に方丈が再建され、このとき方丈庭園とし…
徳川家康が京都の守護と上洛時の宿泊場所として1603(慶長8)年に築造し、3代将軍・徳川家光が伏見城の遺構を移すなどして1626(寛永3)年に完成したのが二条城(元離宮二条城)。1867(慶応3)年に15代将軍・慶喜が大…
賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ=下鴨神社)の境内社で、楼門南側に鎮座するのが相生社(あいおいのやしろ)。祭神は神皇産霊神(かむむすびのかみ)で、京都屈指の縁結びのパワースポットになっています。ご神木の連理の賢木(れんり…
浄土真宗本願寺派の大本山が本願寺(西本願寺)。1272(文永9)年、親鸞の娘・覚信尼(かくしんに)が東山大谷に創建した大谷廟堂が起源。3世・覚如(かくにょ)の時代に大谷廟堂を寺院化して本願寺と称しました。戦国時代には寺地…
上賀茂神社(賀茂別雷神社)、八坂神社や伏見稲荷大社に並ぶ京都最古の神社で、上賀茂神社とともに山城国一之宮。平安時代以前からの原始林がそのまま残る「糺の森」(ただすのもり)に鎮座しています。正式名は賀茂御祖神社 (かもみお…
浅草通りの雷門から浅草寺の宝蔵門まで続く参道の両側に並ぶ商店街が仲見世(なかみせ)。江戸時代前期に境内や参道の清掃を命じられた地元住民が、掃除の代償として店を出す権利を認められたのが仲見世の起源といわれており、日本を代表…
上賀茂神社は、正式名を賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)といい、世界遺産「古都京都の文化財」の構成資産。平安遷都以前に、京で大きな勢力を持っていた賀茂氏の祖先を祀る神社で、遷都後は賀茂御祖神社(下鴨神社)とともに王…
京都府京都市左京区鹿ケ谷、哲学の道近くにある法然上人ゆかりの手入れされた風雅な庭のある寺が法然院。1206(元久3)年、浄土宗の開祖・法然が、弟子の住蓮、安楽とともに開いた念仏道場の旧跡と伝えられ、春秋には伽藍内の特別公…
浜松市街の犀ヶ崖公園(さいががけこうえん)の北、国道257号(姫街道)沿いの地に立つ石碑が夏目次郎左衛門吉信(夏目吉信)の碑。犀ヶ崖古戦場の一角に位置するこの地は、夏目次郎左衛門吉信が「我こそは家康なり」と影武者に徹して…
上洛を狙う武田信玄に対して、織田信長と同盟を結び、遠州へと進出した徳川家康が激突した三方ヶ原の戦い。この戦で徳川家康は大敗を喫して、命からがら浜松城へと逃げ帰りますが、撤退する徳川軍の中で、最後尾となる殿(しんがり)を買…
明治19年、引間城跡に旧幕臣・井上延陵(井上八郎)が創建したのが元城町東照宮(浜松東照宮)。徳川家康立身出世の地に家康を祀る東照宮がないのはどうしたことかと考えた井上延陵は、引間城跡に東照宮を建立。境内には徳川家康は31…
徳川家康の第3子で、徳川第2代将軍(在職1605年~1623年)となった徳川秀忠(幼名・長丸)の産湯の井戸が浜松市街にある徳川秀忠公誕生の井戸。現在は遠州鉄道遠州病院駅前の交番裏手にありますが、本来の場所は50mほど西。…
引間城(曳馬城・引馬城=現在の浜松東照宮の地にあった中世の城)の女城主・お田鶴の方(亀姫君)は、三河を統一した松平家康(徳川家康)に攻め落とされますが、最後まで城を死守した女丈夫に感動した家康は、お田鶴の方(おたづのかた…