飯盛山
会津市街地の東に聳える標高314mの飯を盛ったような形状の山が飯盛山(いいもりやま)。明治維新に至る戊辰戦争(ぼしんせんそう)の際に、15歳〜17歳の少年324名が、3隊に分けて編成された会津藩防衛隊が白虎隊(びゃっこた…
会津市街地の東に聳える標高314mの飯を盛ったような形状の山が飯盛山(いいもりやま)。明治維新に至る戊辰戦争(ぼしんせんそう)の際に、15歳〜17歳の少年324名が、3隊に分けて編成された会津藩防衛隊が白虎隊(びゃっこた…
高湯温泉〜浄土平〜土湯峠を結び吾妻(あづま)山系を南北に縦断する全長28.7kmのドライブルートが、磐梯吾妻スカイライン(正式名は磐梯吾妻道路)。平均標高1350mという山岳ルートで、ヘアピンカーブが連続し、車窓の左右に…
立山の室堂平近くにある地獄谷は立山信仰の中心的存在で、恐山(青森県むつ市)、川原毛地獄(秋田県湯沢市)と並ぶ「日本三大地獄」のひとつ。立山黒部ジオパークの室堂平ジオサイトの一部となっています。現在火山活動により、危険な火…
いわき市にある白水阿弥陀堂は福島県で唯一の国宝。1160(永暦元)年、岩城則道(いわきのりみち)の菩提を弔うため夫人である徳姫(藤原清衡の娘)が創建した願成寺の阿弥陀堂(正式名は願成寺阿弥陀堂)が創建時のままに現存。三方…
磐梯(ばんだい)山麓の標高720~850mほど高原一帯に広がる「福島県昭和の森」。昭和45年に、「第21回全国植樹祭」の会場となり、天皇在位50年を記念して整備された場所です。そのなかにある絶景の展望台が天鏡台。猪苗代を…
明治16年、江戸時代の桑折陣屋(こおりじんや)跡横に建てられた木造2階建ての洋館が旧伊達郡役所で、国の重要文化財。伊達郡の役所として、1階は郡政事務室に、2階が郡会会議室となっていました。桑折藩(こおりはん)は、江戸時代…
807(大同2)年に徳一大師(会津仏教文化の開祖)の開山といわれる臨済宗妙心寺派の古刹が福満虚空蔵菩薩圓蔵寺(福満虚空藏菩薩圓藏寺)。大満虚空蔵尊(村松山虚空蔵堂/茨城県東海村)、能満虚空蔵尊(清澄寺/千葉県鴨川市)とと…
渓谷美を誇る南会津・下郷町を流れる大川沿いの奇観が塔のへつりで、国の天然記念物。約100万年の間、大川が段丘を浸食した段丘崖(だんきゅうがい)の一部で、50mもの凝灰岩の奇岩、怪岩が、全長約200mにわたって連続する。「…
沼山峠のバス停(御池駐車場よりシャトルバス利用)から標高1784mの沼山峠を越え、尾瀬沼へと下る途中にある大江湿原。5月下旬から6月中旬のミズバショウ、6月下旬のワタスゲ、7月中旬のニッコウキスゲ、8月上旬のヤナギラン、…
日光国立公園尾瀬地域の東側、標高1660mにある周囲約7kmの沼が尾瀬沼。燧ヶ岳(ひうちがたけ、標高2356m)など2000m級の山々に囲まれ、沼越しに山々を望む絶景の地。今でこそ静寂な沼ですが、実は8000年ほど前に燧…
本宮市の阿武隈川の西岸、菅森山に鎮座する古社が安達太良神社(あだたらじんじゃ)。安達太良山と本宮市と大玉村の境に位置する霊峰・大名倉山(おおなぐらやま)の神々を祀った里宮です。
安達太良山に架かるゴンドラリフトの「あだたら山ロープウェイ」。ゴンドラ山頂駅から一周300mの遊歩道ウッディステップを歩くと、標高1322mの薬師岳パノラマパーク(薬師岳展望台)。高村光太郎著『智恵子抄』のに記した、この…
安達太良山(あだたらやま)の山腹、あだたら高原スキー場(奥岳温泉)と薬師岳(山頂駅)を結ぶ富士急行系列のゴンドラリフト。標高差391mを、6人乗りのゴンドラリフトが所要5分〜10分で登ります。ゴンドラからは安達太良連峰、…
尾瀬を源流とし、尾瀬ヶ原から流れ落ちる只見川の上流部の峡谷に懸かる滝。本流に懸かる落差100mの豪快な滝で「日本の滝百選」に選定。上流部の只見川は、福島県と新潟県の県境で、滝は福島県側に位置しています。滝を見る場合には、…
浄土平は磐梯吾妻スカイラインの中間地点で、標高1580mの平坦地。一切経山、吾妻小富士、桶沼(おけぬま)に囲まれた一帯は、一切経山の火山噴火により生成された火山荒原のなかに位置しています。磐梯吾妻スカイラインの最大の見ど…
吾妻山(あずまさん)は、山形・福島県境にまたがる火山群の総称。南北10kmほどのなかに、最高峰・西吾妻山を筆頭に、西大嶺(にしだいてん)、東吾妻山、一切経山、吾妻小富士(あづまこふじ)などの峰々が連なっています。なかでも…
「日本の滝百選」に選定される乙字ヶ滝(おつじがたき)の滝横、滝見不動堂近くには、芭蕉句碑と芭蕉と曽良の石像が配されています。滝見不動堂は、空海創建という伝承が残る歴史ある堂で、江戸時代には藩主が滝見に訪れる場にもなってい…
甲子旭岳に源を発する阿武隈川の本流に懸かる滝で、「日本の滝百選」のひとつ選定の名瀑が乙字ヶ滝(おつじがたき)。白河盆地と須賀川盆地の境にある渓流に落ちる滝で、落差は6mほどですが川幅いっぱいに懸かるため豪快。乙の字をなし…