牛馬童子像
世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産の熊野古道・中辺路(なかへち)。箸折峠(はしおりとうげ)の宝篋印塔(県指定文化財「近露の宝塔」)近くにある石像が、中辺路のシンボル的存在となっている牛馬童子像。牛馬2頭の背…
世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産の熊野古道・中辺路(なかへち)。箸折峠(はしおりとうげ)の宝篋印塔(県指定文化財「近露の宝塔」)近くにある石像が、中辺路のシンボル的存在となっている牛馬童子像。牛馬2頭の背…
和歌山県田辺市、世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産になった熊野古道・中辺路(なかへち)途中にあるのが大門王子(だいもんおうじ)。熊野九十九王子社(くまのくじゅうくおうじしゃ)のひとつ。高原集落から十丈峠へ向…
和歌山県田辺市、熊野本宮へとつながる熊野古道・中辺路(なかへち)の高原(たかはら=不寝王子と大門王子の間)にある古社が高原熊野神社。応永年間(1394年~ 1428年)に若王子(にゃくおうじ)を熊野本宮から勧請して創建。…
熊野古道、熊野九十九王子(くまのくじゅうくおうじ)のうち、田辺側からの中辺路(なかへち)の入口にある社が滝尻王子(たきじりおうじ)。五体王子(滝尻王子・発心門王子・藤代王子・切目王子・稲葉根王子)のひとつ。富田川(岩田川…
奈良県奈良市にある元興寺(がんごうじ)はかつて南都七大寺として栄えた寺。蘇我馬子(そがのうまこ)が飛鳥(あすか)に建立した日本最古の本格的仏教寺院・法興寺(現・飛鳥寺)が平城京遷都に際して平城京(奈良)に移転し、元興寺と…
延暦9年(790年)、日光開山の勝道上人(しょうどうしょうにん)が男体山(なんたいざん)に登拝し、本宮(現・本宮神社)を建立したのが始まりという古社、日光二荒山神社(にっこうふたらさんじんじゃ)。日光東照社(現・日光東照…
日光二荒山神社の神苑(有料エリア)内にあるのが神輿舎(しんよしゃ)。文字通り例祭『弥生祭』に使われる神様が乗る神輿(みこし)を奉安する建物で、神輿3基が収蔵されています。二荒山神社の神輿舎は日光山においては貴重な江戸時代…
日光二荒山神社の祭神3柱、大己貴命(おおなむじのみこと)、田心姫命(たごりひめのみこと)、味耜高彦根命(あじすきたかひこねのみこと)を祀る神殿が本殿。2代将軍・徳川秀忠の発願で、元和5年(1619年)の創建。正保2年(1…
日光二社一寺のひとつ、二荒山神社。拝殿は、元和5年(1619年)に創建され、徳川家光による寛永の大造替後の正保2年(1645年)、本殿の移転に伴い再建されたもので国の重要文化財に指定、世界文化遺産「日光の社寺」の構成資産…
日光二荒山神社神苑(有料エリア)内にある社殿のひとつが大国殿。桁行3間、奥行3間、つまりは6m四方の宝形造、杮葺き(こけらぶき)で、国の重要文化財、そして世界文化遺産「日光の社寺」の構成資産になっています。祭神は大己貴命…
日光二荒山神社の神苑(有料エリア)にある末社のひとつが朋友神社(みともじんじゃ)。学問・知恵の神様である少名彦名命(すくなひこなのみこと)が祭神の社で、現在の建物は江戸中期の建造で、国の重要文化財に指定、世界文化遺産「日…
日光二荒山神社神苑内(有料エリア)にある末社のひとつが日枝神社(ひえじんじゃ)。桁行1間、梁間1間、つまりは2m四方という小さな社殿ですが国の重要文化財に指定され、日光山と天台宗との結びつきを示す貴重な歴史遺産でもあり、…
天平神護2年(766年)、勝道上人による四本龍寺創建(日光開山)がルーツという神仏習合の日光山の歴史を今に伝える天台宗の古刹が日光山輪王寺。日光山内で最も歴史が古く、明治4年の神仏分離令以降は東照宮、二荒山神社とあわせて…
8世紀末に、日光を開山した勝道上人の創建による四本龍寺を起源とし、日光山の中心寺院として発展した日光山輪王寺。その本堂にあたるのが三仏堂。寺伝では嘉祥元年(848年)創建という日光山の信仰の中心的な堂で、現存する建物は正…
神仏習合の日光山の歴史からすれば、日光二社一寺の筆頭ともいえるのが日光山輪王寺。3代将軍・徳川家光の霊廟として、家光没後の慶安4年、遺命により造営されたのが大猷院(たいゆういん)です。ちなみに、「大猷院」は徳川家光が死後…
徳川家光の霊廟である日光山輪王寺大猷院(にっこうさんりんのうじたいゆういん)。大猷院は徳川家光の諡号(しごう=おくり名)ですが、歴代の将軍が参詣し、着座したのが大猷院廟の拝殿。大猷院廟は、その奥に相の間、本殿と続く造りと…
日光山輪王寺大猷院の拝殿・相の間・本殿の入口に建つのが唐門。東照宮の拝殿・石の間・本殿前の唐門と同様で、左右に拝殿・相の間・本殿を囲む瑞垣が延びています。承応2年(1653年)築で国の重要文化財、世界遺産「日光の社寺」の…
3代将軍・徳川家光の廟所、日光山輪王寺大猷院(にっこうざんりんのうじたいゆういん)の境内は、地形を活かしての石段が続き、人界から天上界に昇って行くような印象です。二天門からさらに屈曲した階段を上ると夜叉門(やしゃもん)。…