四国カルスト(天狗高原)
山口県の秋吉台、福岡県の平尾台とともに日本三大カルスト地形のひとつ。高知・愛媛県境の尾根沿いに広がる四国カルストは、県境沿いに走る県道383号が通じておりドライブにも絶好だ。途中には眺望の良い五段高原や姫鶴平などのビュー…
山口県の秋吉台、福岡県の平尾台とともに日本三大カルスト地形のひとつ。高知・愛媛県境の尾根沿いに広がる四国カルストは、県境沿いに走る県道383号が通じておりドライブにも絶好だ。途中には眺望の良い五段高原や姫鶴平などのビュー…
長良川の河口から上流へと遡ること12km、愛知県愛西市にある船頭平閘門(せんどうひらこうもん)は、明治時代の木曽三川分流工事によって生じた、木曽川と長良川を結ぶ運河水面の高低差(1mほど)を克服するために設置されたパナマ…
四日市港の近代化のために昭和6年に完成した長さ58m、幅4mの跳開式可動鉄道橋梁で、今も現役。門のようなスタイルの鉄柱からのケーブルで橋の中央部が引っ張られて持ち上がる仕組み。鉄道橋で、橋梁上には、四日市港線(現在は四日…
海底を歩いて渡ることができるのが「海底トンネル人道」。取材班の知る限り、日本にある「海底トンネル人道」は5ヶ所。もっとも有名なのが、関門海峡を渡る国道のトンネル「関門トンネル人道」のほか、川崎市道川崎駅扇島線の「川崎港海…
三河湾(愛知県)の最奥部、衣浦港の西側(半田市/中央ふ頭・半田緑地公園)と東側(碧南市/東埠頭・碧南緑地)を結ぶ愛知県道265号(碧南半田常滑線)のトンネルで、車道(有料道路の「衣浦トンネル」)に分離して無料の歩行者自転…
旋回橋の生地中橋が架かる黒部漁港(富山県黒部市)の入口。水路となった部分の海底には実は海底地下道(人道)が通っています。北の生地小学校側と南の順昌寺側を結ぶ珍しい海底の歩道です。車道に併設されたものではなく、海底の専用歩…
黒部川本流のダム湖であるうなづき湖の上流部、ノボセ谷出合付近に2005年2月に架橋された全長137mの吊り橋が「猿専用吊り橋」。湖周辺に生息する野生の猿が、餌場を求めて対岸とを往来できるように設置されたもの。歩廊部が幅3…
洲本市街と南淡町を結ぶ県道76号(南淡路灘水仙ライン)沿いにあり、紀淡海峡を一望にする斜面に500万本の水仙が咲く私営の観光花園が立川水仙郷。急斜面で石ころが多い立川地区は営農には適さない地。その地を戦後、個人の力で美し…
川崎市川崎区にある千鳥町と東扇島を結ぶ、川崎市道川崎駅扇島線の海底トンネル(全長2180m)。歩行者用のトンネルが別に用意され、自転車は降りて通る仕組みに。昭和47年の完成当時は一般車両が通行禁止でしたが、川崎マリエンの…
明日香村川原地区の田んぼの中に鎮座する重さ推定40tという巨大な花崗岩を、自然の岩肌を残したまま利用した石造物が亀石。うずくまった亀のようなスタイルと残された伝説から亀石と呼ばれていますが、いつごろ、何の目的で造られたの…
厄除け大師で名高い、東京都足立区の西新井大師。その境内の一画に赤い塔が聳えています。それが三匝堂(さんそうどう)。1840(天保11)年の創建ですが、現存するのは明治17年再建で、東京都内に残る唯一の栄螺堂(さざえ堂)と…
埼玉県本庄市児玉町にある成身院の百体観音堂は、1783(天明3)年におきた浅間山の大噴火と飢饉よる死者を弔うための仏堂。1階に秩父三十四観音、2階に坂東三十三観音、3階に西国三十三観音あわせて百観音を祀り、一巡すると百観…
徳島県徳島市方上町の県道210号沿いにある弁天山の標高は6.1m、国土地理院認定の自然にできた日本で一番低い山で、地元では弁天山保存会も組織されています。日本山岳会発行の山岳百科事典「新日本山岳誌」にも記載される正真正銘…
堺市の旧堺港の南側一帯は、明治から戦後間もなくまで、海浜リゾートとして繁栄した地。現在は大浜公園として整備されていますが、大浜公園プールの南側の築山(蘇鉄山)に、標高6.97mの一等三角点が設置されています。実は、この蘇…
高崎駅の西、観音山丘陵に呉服商・山田徳蔵が大正7年に着工し、昭和39年2月に88歳で生涯を閉じるまでの間、約50年間にわたって独力で築いたのが洞窟観音と、回遊式日本庭園の徳明園。高崎のシンボルとなっている白衣大観音より以…
昭和38年に開設された日本学生航空連盟の妻沼滑空場(めぬまかっくうじょう)。葛和田の渡し(葛和田渡船=群馬県側は赤岩渡船)に隣接した利根川の河川敷に広がるのどかなロケーションですが、滑空時間と飛行回数では、ともに日本一を…
養老牛市街から清里峠(裏摩周展望台入口)へと向かう道道は、日本離れした風景でたびたびCMに登場する絶景ポイント。地元で「牛文字」で有名なモアン山(標高365.7m)、西部劇の舞台のようなモアン牧場(JA計根別の育成牧場)…
扇状地が隆起し、砂礫層でできた山の斜面が浸食作用を受けて数十の土の柱を形成したという奇観が徳島県阿波市にある阿波の土柱(あわのどちゅう)で、国の天然記念物に指定。日本最大の断層である中央構造線も生成にからみ、内外の地質学…