野平の棚田
長野県白馬村で棚田というと「日本の棚田百選」に選定の青鬼(あおに)地区が有名ですが、同じ東山側の丘陵にあって、まだまだ穴場的な存在が野平地区。青鬼地区の南に位置し、区画改良が進んだ棚田から鹿島槍ヶ岳、五竜岳、唐松岳、白馬…
長野県白馬村で棚田というと「日本の棚田百選」に選定の青鬼(あおに)地区が有名ですが、同じ東山側の丘陵にあって、まだまだ穴場的な存在が野平地区。青鬼地区の南に位置し、区画改良が進んだ棚田から鹿島槍ヶ岳、五竜岳、唐松岳、白馬…
重要伝統建造物群保存地区に指定される白馬村青鬼(あおに)地区ですが、白馬連峰を眺望する絶景の青鬼の棚田は、「日本の棚田百選」にも選定。長野県内には1万2000haもの棚田がありますが、もっとも絶景なのが青鬼の棚田。現在は…
長野県小谷村(おたりむら)、新潟県糸魚川と松本を結ぶ、全長30里(約120km)の塩の道(千国街道)。かつて日本海の塩や海産物を山国信州へと運ぶ、生活物資ルートだった街道です。小谷村の沓掛地区に残る牛方宿(うしかたやど)…
岩手県盛岡市、南の寺町(寺ノ下寺院群地区)の中心的な存在の黄檗宗(おうばくしゅう)の寺、大慈寺(だいじじ)。大正10年11月4日に東京駅(現・丸の内南口)で中岡艮一(なかおかこんいち)の凶刃に倒れた平民宰相・原敬の遺体は…
岩手県盛岡市、北山寺院群にある曹洞宗の禅寺が龍谷寺(りゅうこくじ)。明治4年~明治28年の間、石川啄木の母・カツの兄で歌人でもあった葛原対月(かつらはらたいげつ)が住職を務め、その縁で父・石川一禎と出会って両親が結婚した…
岳都と呼ばれる長野県大町市、大町市街の東に聳える安曇野屈指の北アルプス眺望のピークが鷹狩山(たかがりやま)。標高1167mの山頂まで車道も通じており、市街地から20分ほど(標高差450m)で後立山連峰一望の大パノラマを得…
長野県白馬村と長野市鬼無里(きなさ)を結ぶ国道406号途中、白沢洞門(白沢トンネル)の白馬村側出口にある展望スポットが白沢峠。標高1100mという高所で、鹿島槍ヶ岳、五竜岳、唐松岳、白馬鑓ヶ岳、杓子岳と後立山連峰を一望に…
長野県白馬村、白馬と鬼無里(きなさ)を結ぶ国道406号。その白馬側の入口が大出(おおいで)地区で、地区を流れる姫川に架かる吊り橋が大出の吊橋(おおいでのつりばし)。ジクソーパズルにもなった白馬連峰を眺める絶景の地で、カメ…
岩手県盛岡市名須川町にある真宗大谷派の寺、徳玄寺。もともと五戸(ごのへ=現・青森県五戸町)にあった寺で、藩主・南部氏が三戸(さんのへ)から盛岡に移るときに盛岡・北山寺院群に移っています。寺紋が藩主・南部氏と同じ「対い鶴に…
岩手県盛岡市の総鎮守社が盛岡八幡宮。康平5年(1062年)、前九年の役で陸奥守・鎮守府将軍の源頼義が安倍貞任らの討伐に際して、京の石清水八幡宮の分霊を勧請して創建と伝わる古社。往時には鳩森八幡宮と称されていました。文禄2…
愛知県名古屋市の中心、大須にある名古屋屈指の古社が春日神社(かすがじんじゃ)。称徳天皇の御代の神護景雲年間(767年~770年)、奈良・春日大社造営の際、常陸国(現・茨城県)鹿島神宮から神様(武甕槌命)の分霊が大和国(奈…
愛知県名古屋市中区大須にある長屋の富士講(富士山信仰)の歴史を今に伝える社が富士浅間神社。明応4年(1495年)、 後土御門天皇(ごつちみかどてんのう)の勅命で、駿河国(静岡県)富士宮の富士権現(現・冨士山本宮浅間神社)…
名古屋市南区呼続(よびつぎ)にある清洲城主・松平忠吉(まつだいらただよし=徳川家康四男)ゆかりの神社が富部神社(とべじんじゃ)。慶長8年(1603年)、清洲城主・松平忠吉が東海道沿いの呼続に津島牛頭天王社(現・津島神社)…
長野県野沢温泉村、野沢温泉の中心部にある共同湯が大湯で、野沢温泉のシンボル的な存在。野沢温泉には30余の源泉があり、周辺の住民が「湯仲間」という制度を組織して共同湯を維持管理しています。現在も13ヶ所の外湯(共同湯)が健…
早坂高原は、岩手県盛岡市と龍泉洞で知られる岩泉町とを結ぶ国道455号(小本街道)の旧道(国道はトンネルで通過)、早坂峠を中心に広がる高原。標高は、峠の頂で917m。北上山地のなだらかな高原に、ブナ、ダケカンバ、シラカンバ…
岩手県盛岡市にある石川啄木、宮沢賢治ゆかりの曹洞宗の寺が報恩寺(ほうおんじ)。報恩寺は、盛岡市街の北の寺町(北山・名須川寺院群)に位置し、藩政時代には、盛岡五山のひとつに数えられていたという歴史ある古刹。石川啄木の詩集『…
三ツ石神社は盛岡市に現存する最古の神社(創建は不詳)で、藩政時代に、源頼朝の家臣で、南部氏始祖の南部光行(なんぶみつゆき)も祭神に迎えています。境内にある三つの石は、盛岡の古名である「不来方」(こずかた)の由来ともなった…
「信州の鎌倉」と呼ばれる長野県上田市の塩田平に湧く古湯が別所温泉。「大湯」、「大師湯」、「石湯」と3ヶ所ある昔ながらの共同湯(共同浴場)のなかで、慈覚大師(じかくだいし=円仁)ゆかりの湯と伝えられるのが大師湯(だいしゆ)…