西沢渓谷
奥秩父、国師ヶ岳山系の大瀑布群で、清流が浸食したV字谷が、西沢渓谷。「西の大杉谷、東の西沢渓谷」と呼ばれ、東日本を代表する渓谷美となっています。東沢渓谷はいまだに熟達者だけに許される沢登りルートですが、西沢渓谷は不動小屋…
奥秩父、国師ヶ岳山系の大瀑布群で、清流が浸食したV字谷が、西沢渓谷。「西の大杉谷、東の西沢渓谷」と呼ばれ、東日本を代表する渓谷美となっています。東沢渓谷はいまだに熟達者だけに許される沢登りルートですが、西沢渓谷は不動小屋…
埼玉県南埼玉郡宮代町と白岡市にまたがり、東側の遊園地、西側の120種類1200頭を飼育する動物園を合わせ持つアミューズメント施設が東武動物公園。夏には大型のプールも営業し、全体を「ハイブリッド・レジャーランド 東武動物公…
埼玉県東松山市、比企丘陵の緑豊かな森を生かした敷地面積46haという広大な埼玉県立の動物公園が埼玉県こども動物自然公園。コアラやカピバラ、カンガルーのいる東園とキリン、シマウマ、カワウソ、フラミンゴなどのいる北園からなり…
埼玉県川口市には盆栽の町として有名な安行(あんぎょう)がありますが、グリーンセンターは広さ15haの広大な園内に、滝や噴水、花壇、温室、ツツジ山、菖蒲園などが整備された植物公園。熱帯温室、水生温室、サボテン温室からなる大…
長良川の河口から上流へと遡ること12km、愛知県愛西市にある船頭平閘門(せんどうひらこうもん)は、明治時代の木曽三川分流工事によって生じた、木曽川と長良川を結ぶ運河水面の高低差(1mほど)を克服するために設置されたパナマ…
現在は三重県四日市市内となった富田六郷の総氏神で、平安時代編纂の『延喜式神名帳』に記載される古社が鳥出神社(とりでじんじゃ)。日本武尊(やまとたけるのみこと)が能褒野(のぼの)で没したときに、白鳥になって熱田に向かう途中…
明治32年に開港した四日市港は、中部圏における代表的な国際貿易港。日本有数の石油コンビナートとコンテナ基地を有しています。そんな四日市港のシンボル的建物である四日市港ポートビルの最上階(14階)、地上90mの高さに位置す…
乗鞍山上・畳平にある乗鞍岳バスターミナル(標高2702m)の横に建つ立派な社が、乗鞍本宮中ノ宮。五十猛大神(いそたけるおおみかみ)、天照大神(あまてらすおおみかみ)、大山津見大神(おおやまつみかみ)、淤加美神(おかみのか…
岐阜市にある14世紀末頃に創建、永正8年(1511年)、斎藤利匡(さいとうとしまさ)が再興した(開山は独秀乾才)臨済宗妙心寺派の寺、崇福寺(そうふくじ)。永禄10年(1567年)、織田信長が斎藤道三の孫の斎藤龍興を亡ぼし…
高野山金剛峯寺(こうやさんこんごうぶじ)の西端に位置する高野山山内の正門(総門)が大門(だいもん)。世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産のひとつ。門が築かれたのは平安時代の末で、それ以前は九折谷(つづらおりだに)…
高野山に数ある塔頭(たっちゅう)寺院の中で、唯一、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産となるのが金剛三昧院(こんごうさんまいいん)。建暦元年(1211年)、源頼朝の菩提を弔うために北条政子が創建。当初は禅定院と称…
羽黒山(現在の出羽三山神社、江戸時代までは羽黒権現)の表参道は、随神門(旧仁王門)をくぐり五重塔脇の石段を上る道で、樹齢350年から500年の杉並木の中を上っていきます。全長1.7km、2446段の長い石段の道は、途中一…
和歌山県海南市、藤白峠の麓にあり、創建は神話の時代(景行天皇の御代)ともいわれる古社が藤白神社(ふじしろじんじゃ)。社殿は万葉時代に斉明天皇が牟婁の湯(白浜温泉)行幸の際に創建されたと伝わる古社です。拝殿の東側には、全国…
羽黒山山頂に建つ出羽神社三神合祭殿は出羽三山信仰の中心となる存在で、月山・羽黒山・湯殿山の三神を合祭した聖地。月山、湯殿山は、冬期間積雪のため参拝できないことから、三神を祀るようになったといわれています。明治維新以前の神…
山形県山形市山寺、東北の修験道の聖地として繁栄した、台密(天台宗)の古刹、立石寺。山寺と通称され、芭蕉が「閑さや岩にしみ入る蝉の声」の名句を残したことでも知られていますが、江戸時代までは修験の地。修行の岩場は、釈迦ヶ峰と…
羽黒山の登拝口の随神門から継子坂(ままこざか)を下った祓川の谷合にある禊(みそぎ)の地が須賀の滝。承応3年(1654年)、出羽三山中興の祖といわれる天宥(てんゆう)が山中に堰を巡らせ、8kmほど離れた水呑沢から導水した水…
立石寺の大仏殿は、奥の院の隣に位置し、像の高さ5mの金色の阿弥陀如来像が安置されています。毎日、卒塔婆(そとば)供養が行なわれ、彼岸の中日の施餓鬼法要(せがきほうよう)には、宗派を越えた参拝者で賑わいます。
山寺と通称される立石寺(りっしゃくじ)の三重小塔は、山上の奥の院下、華蔵院(けぞういん)脇にある岩窟の鞘堂に納められています。十穀静允(じっこくじょういん)作と伝えられ、静雲が寄進したもの。建立は永正16年(1519年)…