豊玉姫神社
日本三大美肌の湯ともいわれる、嬉野温泉にある室町時代以前の創建という古社が豊玉姫神社。祭神の豊玉姫は、海の神・綿津見神(わたつみ)の娘で、竜宮城の乙姫様にあたります。日向国(宮崎県)から勧請されたと伝えられています。境内…
日本三大美肌の湯ともいわれる、嬉野温泉にある室町時代以前の創建という古社が豊玉姫神社。祭神の豊玉姫は、海の神・綿津見神(わたつみ)の娘で、竜宮城の乙姫様にあたります。日向国(宮崎県)から勧請されたと伝えられています。境内…
京都の伏見稲荷、愛知の豊川稲荷とともに日本三大稲荷(三大稲荷は諸説あります)のひとつに数えられるのが佐賀県鹿島市に鎮座する祐徳稲荷神社(ゆうとくいなりじんじゃ)。もとは京都御所内の花山院(かざんいん)邸に鎮座する稲荷大神…
吉備津神社と古代山城の鬼ノ城(きのじょう)のちょうど中間に鎮座する古社が矢喰宮(やぐいのみや)。吉備国平定のため派遣された四道将軍のひとり、吉備津彦命(きびつひこのみこと)と温羅(うら)と呼ばれた鬼(吉備津宮縁起によれば…
最上稲荷(さいじょういなり)と通称されていますが正式名は最上稲荷山妙教寺という日蓮宗の寺。岡山市北区、吉備平野を眺望する龍王山の南麓にあり、京都の伏見稲荷、愛知の豊川稲荷とともに「日本三大稲荷」に数えられる(笠間稲荷神社…
『桃太郎』のモデルともいわれる吉備津彦命(きびつひこのみこと)を祀ることで知られる古社が岡山市北区に鎮座する吉備津彦神社。備中と備前の国境に位置する「吉備の中山」(きびのなかやま)を御神体とし、その備前側の麓に鎮座する(…
備中と備前との国境、「吉備の中山」(きびのなかやま)を御神体とする吉備国総鎮守として創建された古社が岡山市北区吉備津に鎮座する吉備津神社。7世紀後半、吉備国が3分割された後に備中国一之宮として歴代の国司に崇められました。…
平安時代、国庁に赴任した国司が国中の神社を巡る手間を省くため、国府の近くに造られたのが、総社。古代、備中国府が置かれたときに、備中の主な神社、324社の神を合祀して創建されたのが総社市の備中総社宮です。本殿は昭和54年の…
岡山県総社市にある吉備路風土記の丘の一角にあり、岡山県内唯一の五重塔がある古刹が備中国分寺。前身は奈良時代、聖武天皇の詔で建てられた国分寺のひとつですが、南北朝時代に焼失。当初の国分寺は、国分寺境内の南に南門、中門、大井…
鎌倉七口の一つ、極楽寺坂切通の途中に建つ空海ゆかりの古刹が成就院(じょうじゅいん)。寺伝によれば空海(弘法大師)が諸国巡礼の際、100日間にわたって虚空蔵求聞持法(虚空蔵菩薩の真言を100万回唱える修行)を行なった霊跡と…
極楽寺坂切通し近く、江ノ島電鉄線路脇に建つ極楽寺は、正元元年(1259年)、北条重時(ほうじょうしげとき)が深沢(現・鎌倉市西部)にあった念仏寺をこの地に移したという真言律宗の寺。文永4年(1267年)、忍性(にんしょう…
由比ガ浜の市街から山に突き当たる鎌倉市長谷に建つ、日蓮宗の古刹、光則寺(こうそくじ)。開山は日蓮の高弟、日朗(にちろう)。開基は北条時頼の家臣、宿屋光則(やどやみつのり)とその父・行時。日蓮上人が歴史に残る『立正安国論』…
埼玉県幸手市の総鎮守で、日光街道と御成街道が交差する幸手宿の鎮守社が幸宮神社(さちのみやじんじゃ)。縁起のいい名前でパワースポットとして注目される社は、江戸時代初期の創建。寛保2年(1742年)に利根川の水害で社殿が流失…
鎌倉市大町にある、日蓮宗の本山が妙本寺。比企谷(ひきがやつ)と呼ばれる谷戸(やと=谷状の地形)は鎌倉時代に有力御家人・比企能員(ひきよしかず=源頼朝の乳母である比企尼の甥)一族の屋敷があった場所。比企一族滅亡後に日蓮が法…
奈良時代に編纂された歴史書の『日本書紀』、『古事記』には日本武尊(やまとたけるのみこと)は東国遠征の帰路、伊吹山(岐阜県)で病となり、大和国(現:奈良県)へ向かう途中、能褒野(のぼの)で亡くなり、陵墓が築かれたとあります…
伊勢神宮(正しくは神宮)の内宮(ないくう)の入口、五十鈴川(いすずがわ)にかかる檜造りの橋が宇治橋。20年ごとに行なわれる遷宮の4年前に必ず掛け替えられる橋で、昭和24年に予定の遷宮が4年延期となり、以来宇治橋だけが早く…
ぶどう寺」と呼ばれる山梨県甲州市勝沼の古刹、大善寺。国宝の本堂(薬師堂)内陣の厨子(国宝)に安置される薬師如来は、秘仏で、5年に一度御開帳されています。その5年に一度の御開帳が2023年10月1日(日)10月~8日(日)…
慶長20年(1615年)、大坂夏の陣で、豊臣方は最終決戦に臨み、防御が薄くなった大坂城に籠もるのでなく、天王寺周辺に陣を敷くことに決めました。真田幸村(真田信繁)は、前年に敵将・徳川家康が陣を築いた茶臼山を本陣としますが…
奈良県桜井市の多武峯(とうのみね)にある藤原鎌足(ふじわらのかまたり)を祀る神社が談山神社(たんざんじんじゃ)で、大宝元年(701年)創建という古社(創建当時は聖霊院という寺)。大和路随一の紅葉の名所としても知られますが…