中津城・西門跡
大分県中津市にある中津藩の藩庁だった城が中津城。天正16(1588年)、築城の名手・黒田孝高(黒田如水)によって築かれ、細川忠興が完成させた中津城。その三の丸にあたる三ノ丁地区の西南隅の高瀬川(現在の中津川)沿いには、西…
大分県中津市にある中津藩の藩庁だった城が中津城。天正16(1588年)、築城の名手・黒田孝高(黒田如水)によって築かれ、細川忠興が完成させた中津城。その三の丸にあたる三ノ丁地区の西南隅の高瀬川(現在の中津川)沿いには、西…
島根県松江市大草町、島根県立八雲立つ風土記の丘の敷地内にある古墳時代後期の古墳群が岡田山古墳。岡田山2号墳は、直径約43m、高さ6.5mの円墳で、出雲地方としては松江市大垣町の大塚古墳に次ぐ大きさ。現在も未発掘で、詳細は…
島根県松江市大草町、島根県立八雲立つ風土記の丘の敷地内にある古墳時代後期の古墳群が岡田山古墳。岡田山1号墳は墳長21.5mの前方後方墳で、大正4年にこの古墳横穴式石室から円頭大刀(えんとうのたち)など多くの副葬品が発見さ…
島根県松江市南部(大庭地区・竹矢地区)、意宇川の下流域周辺は県内有数の古墳群域で、奈良時代には出雲国庁、出雲国分寺などが設置される、出雲文化発祥の地。島根県立八雲立つ風土記の丘の敷地内には、古代人の住居跡や古墳が点在、「…
島根県松江市大草町にある古社、六所神社(ろくしょじんじゃ)。律令時代の出雲国総社で、東側隣接地から出雲国庁の正殿あるいは後殿と推測される大型建築物の遺構が見つかっています。古代の出雲国は、意宇郡(おうぐん)、意宇平野が中…
島根県松江市大草町、意宇平野(いうへいや)の中央南寄り、出雲国総社である六所神社周辺が奈良、平安時代に出雲国庁(出雲国府)のあった場所、出雲国庁跡と推測されています。つまりは、一帯の条里制の名残りをとどめる水田が国府とい…
島根県松江市、聖武天皇の詔で創建された出雲国分寺に向かって南側から一直線に伸びる道が天平古道。奈良時代に造られた幅6m、全長486mの道で、国分寺へ通じる幹線道路だったことが想像できます(当時は石畳の道)。現在では土が盛…
茨城県稲敷郡美浦村(みほむら)にある平山城が木原城。霞ヶ浦南岸に位置する木原城の城跡一帯は木原城址城山公園として整備され、桜やチューリップ、藤が植栽され、開花期にはお花見が可能です。復元した櫓からは、霞ヶ浦を眺望、往時に…
茨城県古河市にある古河公方公園(古河総合公園)内の民家園に移築されているのが旧飛田家住宅。もともとは茨城県久慈郡金砂郷村(現・常陸太田市)にあった飛田徳有氏の家で、昭和50年に古河市に移築されています。18世紀前半の建築…
茨城県水戸市塩崎町にある縄文前期の貝塚が大串貝塚。一帯は大串貝塚ふれあい公園として整備され、高さ15.25mの巨人像「ダイダラボウ」が立っています。奈良時代に編纂された『常陸国風土記』に貝塚、長大な人が暮らす(巨人伝説)…
茨城県鹿嶋市、鹿島神宮近くにある遺跡で、古代律令制度の下で、郡の官人(郡司)が政務を執った鹿嶋郡衙(かしまぐんが)の跡だと推測されているのが神野向遺跡(かのむかいいせき)。郡衙は、郡家(ぐうけ)とも称し、「鹿島神宮境内附…
茨城県つくば市にある中世(鎌倉時代〜戦国時代)、常陸国南部を領有した小田氏の居城だった城が小田城。小田氏の祖・八田知家が文治元年(1185年)に常陸国守護となった際、居館を構えたのが始まりで、戦国時代には小田氏治が攻防戦…
茨城県つくば市の北条仲町(北条商店街)にあるのがかつての筑波山参詣道であるつくば道起点。北条仲町から中禅寺(現・筑波山神社、大御堂)までは1里(4km)の距離で、北条仲町の茨城県道139号(筑波山公園線)の分岐点には、「…
茨城県水戸市、水戸城本丸跡に移築復元されているのが数少ない水戸城の遺構、薬医門。切妻造、茅葺風銅板葺きの薬医門の建築された年代は定かでありませんが、戦国時代末期、佐竹義重・義宣父子の水戸城居城時代、つまりは豊臣秀吉の小田…
広島県大竹市、広島城主・福島正則が築城した亀居城の城跡公園が亀居公園。慶長13年(1608年)に広島城の支城として築城されますが、わずか3年で破却された幻の城です。築城当時、海に面して港を備えた亀居城は、現在では化学コン…
茨城県常陸大宮市にある御城(みじょう)は、東国有数の大名だった佐竹氏の重臣・山方能登守盛利の居城・山方城の跡。御城展望台はその山城跡に昭和62年に建設された城郭望楼型の木造展望台。国道118号山方トンネルの真上に位置し、…
茨城県行方市(なめがたし)、霞ヶ浦(西浦)の北岸の沖積地は、古代の豊かな漁業資源、水運の便利さなどを反映して数多くの古墳がある古墳密集地帯(沖洲古墳群)。そのうちのひとつ三昧塚古墳(さんまいづかこふん)は、墳丘長82.1…
長崎県東彼杵郡川棚町の片島にある戦争遺跡が片島魚雷発射試験場跡。第二次世界大戦の最中、佐世保海軍工廠や三菱長崎兵器製作所で製造された魚雷の発射試験が行なわれた試験場の跡で、魚雷発射の状況を記録・確認するための観測所跡など…