笹塚古墳
長崎県壱岐市勝本町、壱岐島中央部の高台にある壱岐古墳群として国の史跡に指定される6基の古墳のひとつで、6世紀後半~7世紀前半頃に築造された円墳が笹塚古墳。直径66m、高さ13m、石室全長15mという長崎県内最大級の円墳で…
長崎県壱岐市勝本町、壱岐島中央部の高台にある壱岐古墳群として国の史跡に指定される6基の古墳のひとつで、6世紀後半~7世紀前半頃に築造された円墳が笹塚古墳。直径66m、高さ13m、石室全長15mという長崎県内最大級の円墳で…
長崎県壱岐市勝本町、壱岐島のほぼ中央、壱岐を南北に縦断する国道382号近くにある前方後円墳が双六古墳(そうろくこふん)。壱岐古墳群として国の史跡に指定される6基の古墳のひとつで、墳丘長91mは、長崎県下最大の前方後円墳と…
長崎県壱岐市芦辺町にある国の特別史跡に指定される遺跡が原の辻遺跡(はるのつじいせき)。対馬(つしま)とともに、古くから大陸との交流の拠点として重要な役割を果たしてきた壱岐島(いきのしま)。原の辻遺跡は、『魏志倭人伝』に登…
長崎県佐世保市を流れ江迎湾に注ぐ鹿町川南岸、標高70~80mの玄武岩台地上にある縄文時代晩期から弥生時代前期の墳墓が大野台支石墓群。原山支石墓群(南島原市/国の史跡)と並んで、国内最大級の規模を誇る支石墓群となっていて、…
岡山県岡山市中区赤田にある古代の寺院跡(国の史跡)が幡多廃寺塔跡(はたたいじとうあと)。岡山県下最大という巨大な塔の礎石(塔心礎)が現存し、古代吉備の豪族であった上道氏(かみつみちうじ)の氏寺跡だと推測されています。発掘…
岡山県岡山市東区浦間にある3世紀末~4世紀前半(古墳時代前期初め)に築造と推測される前方後円墳(国の史跡)が浦間茶臼山古墳(うらまちゃうすやまこふん)。墳丘長は138m。前方部は畑として開墾され、現在はブランコなどの遊具…
岡山県瀬戸内市にある弥生時代前期から鎌倉時代の大規模な集落遺跡で国の史跡になっているのが門田貝塚。吉井川の形成した自然堤防上にある史跡一帯は、門田貝塚史跡公園として整備され、門田貝塚の貝塚再現ゾーン、復元竪穴住居、古代の…
国道354号(例幣使街道)とそのバイパスに挟まれた群馬県高崎市綿貫町にある前方後円墳が綿貫観音山古墳。南東側を前に美しい姿を留めており、周辺は群馬県内初の史跡公園として整備されています。発掘された金銅製品などは、6世紀後…
島根県大田市三瓶町、三瓶火山(さんべかざん)の活動によって地中に埋もれた縄文時代の森を保存公開する施設が、さんべ縄文の森ミュージアム(三瓶小豆原埋没林公園/さんべあずきはらまいぼつりん)。国の天然記念物に指定される三瓶小…
群馬県藤岡市白石にある藤岡市内の遺跡から出土した文化財を収蔵する埋蔵文化財収蔵庫が藤岡歴史館。常設展示室が設けられ、無料で見学が可能。群馬県は巨大な古墳が築かれた古代から、富岡製糸場に代表される近代に至るまでの文化財の宝…
島根県松江市大草町、島根県立八雲立つ風土記の丘の敷地内にある古墳時代後期の古墳群が岡田山古墳。岡田山2号墳は、直径約43m、高さ6.5mの円墳で、出雲地方としては松江市大垣町の大塚古墳に次ぐ大きさ。現在も未発掘で、詳細は…
島根県松江市大草町、島根県立八雲立つ風土記の丘の敷地内にある古墳時代後期の古墳群が岡田山古墳。岡田山1号墳は墳長21.5mの前方後方墳で、大正4年にこの古墳横穴式石室から円頭大刀(えんとうのたち)など多くの副葬品が発見さ…
島根県松江市南部(大庭地区・竹矢地区)、意宇川の下流域周辺は県内有数の古墳群域で、奈良時代には出雲国庁、出雲国分寺などが設置される、出雲文化発祥の地。島根県立八雲立つ風土記の丘の敷地内には、古代人の住居跡や古墳が点在、「…
島根県松江市大草町にある古社、六所神社(ろくしょじんじゃ)。律令時代の出雲国総社で、東側隣接地から出雲国庁の正殿あるいは後殿と推測される大型建築物の遺構が見つかっています。古代の出雲国は、意宇郡(おうぐん)、意宇平野が中…
島根県松江市大草町、意宇平野(いうへいや)の中央南寄り、出雲国総社である六所神社周辺が奈良、平安時代に出雲国庁(出雲国府)のあった場所、出雲国庁跡と推測されています。つまりは、一帯の条里制の名残りをとどめる水田が国府とい…
島根県松江市、聖武天皇の詔で創建された出雲国分寺に向かって南側から一直線に伸びる道が天平古道。奈良時代に造られた幅6m、全長486mの道で、国分寺へ通じる幹線道路だったことが想像できます(当時は石畳の道)。現在では土が盛…
茨城県鹿嶋市、鹿島神宮近くにある遺跡で、古代律令制度の下で、郡の官人(郡司)が政務を執った鹿嶋郡衙(かしまぐんが)の跡だと推測されているのが神野向遺跡(かのむかいいせき)。郡衙は、郡家(ぐうけ)とも称し、「鹿島神宮境内附…
佐賀県唐津市湊の沖合800mに浮かぶ神集島(かしわじま)。古くは狛嶋(こましま)、柏島(嶋)とも呼ばれていましたが、神功皇后(じんぐうこうごう)が朝鮮出兵の折に当地で航海安全と戦勝を祈願、その際に神々が集ったとの神話から…