宮滝遺跡(吉野宮跡)
奈良県吉野郡吉野町、吉野川が大きく蛇行する河岸段丘の上に造られた縄文時代から奈良時代にかけての複合遺跡が宮滝遺跡。飛鳥時代から奈良時代にかけて離宮のあった所。斉明、天武、持統、文武、元正、 聖武天皇がたびたび訪れた吉野宮…
奈良県吉野郡吉野町、吉野川が大きく蛇行する河岸段丘の上に造られた縄文時代から奈良時代にかけての複合遺跡が宮滝遺跡。飛鳥時代から奈良時代にかけて離宮のあった所。斉明、天武、持統、文武、元正、 聖武天皇がたびたび訪れた吉野宮…
神功皇后の新羅遠征(三韓征伐)に従軍し、景行、成務、仲哀、応神、仁徳の天皇に仕えた(200年以上生きたことになります)という伝説上の官吏が武内宿禰(たけのうちのすくね)。和歌山には伝説が数多く残され、武内宿禰が産湯を使っ…
長野県上田市にある信濃国分寺跡、信濃国分尼寺跡を整備した信濃国分寺史跡公園の中核施設が信濃国分寺資料館。国分寺、国分尼寺の遺構を埋め戻し、基壇復元方法によって造園した5.5haの史跡公園で、国分寺跡、国分尼寺跡の発掘調査…
奈良県御所市にある巨大な方墳が、室ネコ塚古墳(猫塚古墳)。葛城地方では最大の前方後円墳である室宮山古墳(むろみややまこふん/5世紀初頭築造、墳丘長238m)の陪塚(ばいちょう)で、室宮山古墳の周濠に外にある周堤にのるよう…
大阪府南河内郡太子町で巨大な方墳が山田高塚古墳(やまだたかつかこふん)。考古学的な被葬者は定かでありませんが、宮内庁から磯長山田陵(しながのやまだのみささぎ)・竹田皇子墓(たけだのみこのはか)として第33代推古天皇・竹田…
千葉県印旛郡栄町にある天台宗の古刹、龍角寺(りゅうかくじ)。発掘調査から7世紀の古代寺院、法起寺式伽藍配置の礎石が発見され、関東屈指の歴史を誇っています。寺の南側に、最後の前方後円墳といわれる浅間山古墳、畿内の大王陵を凌…
史跡とは、「貝塚、古墳、都城跡、城跡、旧宅、その他の遺跡で、我が国にとって歴史上または学術上価値の高いもの」のうち重要なもの(文化財保護法)。そのなかから選ばれた3ヶ所が日本三大史跡で、多賀城跡(宮城県多賀城市)、平城宮…
長崎県南島原市の諏訪池(すわのいけ/雲仙市)近くの山中、標高230mほどの高台に位置する縄文時代晩期終末の遺跡(墓地)が原山支石墓群(はらやましせきぼぐん)。日本国内の支石墓遺跡としては最古最大級のもので、原山ドルメンと…
大阪府高槻市の高層住宅に囲まれた一画に再現された古代の埴輪工場跡と窯跡群が史跡新池ハニワ工場公園。新池東側の丘陵に位置する最古最大級の埴輪工場跡が公園として整備され、工房と窯が復元されています。焼成した埴輪は、太田茶臼山…
考古学的には530年に没した継体天皇の陵墓と推測され、淀川流域で最大規模の前方後円墳である今城塚古墳に隣接する地に建つ高槻市立の古代史のミュージアムが今城塚古代歴史館。今城塚古墳を中心とした三島古墳群の概要を解説し、今城…
国東半島(くにさきはんとう)は、日本最大規模の単一火山からなる円形の半島。その中央にそびえるのが標高720.6mの両子山(ふたごさん)で、ここから海岸へ放射状の谷が広がっています。大分県国東市にある安国寺集落遺跡は海岸か…
霧島市国分の市街地から南東約2kmの上野原台地で発見された、約9500年前から7500年前にかけての定住集落跡(上野原遺跡)やその出土品を通じて縄文時代の文化や生活を知ることができるテーマパークが上野原縄文の森。「縄文の…
鹿児島県霧島市隼人町にある平安時代の仏教遺跡が隼人塚(はやとづか)。3mほどの小高い丘に3基の石塔とそれを守るように4体の石像が鎮座し、国の史跡になっています。仏塔は仏の世界を象徴、それを邪悪なものから守るために四天王の…
昭和61年、国分上野原テクノパークの造成中に発見された上野原遺跡(鹿児島県霧島市)は、上野原縄文の森(県営公園)として整備されていますが、その中心施設が上野原縄文の森展示館。縄文時代の縄文時代早期前葉に定住したムラがあっ…
岩宿の赤土(関東ローム層)から石斧などが発見され、考古学会の常識を覆し、日本にも旧石器時代(岩宿時代)が存在したことを立証した岩宿遺跡(群馬県みどり市)。遺跡に隣接して建つ岩宿博物館では、日本に旧石器・先土器時代があるこ…
昭和21年、新田郡笠懸村岩宿(現・みどり市笠懸町阿左美)の切り通しにあった関東ローム層露頭から在野の考古学研究者・相沢忠洋(あいざわただひろ)が石器に似た石片を発見。それが有名な岩宿遺跡で、日本で最初に発見された旧石器時…
栃木県栃木市・壬生町(みぶまち)の市町境に位置する前方後円墳が吾妻古墳(あづまこふん)。墳丘長127.85mで栃木県では最大、東日本でも12位という大きな古墳です。思川(おもいがわ)、姿川(すがたがわ)に挟まれた台地上に…
鹿児島県肝付町(きもつきちょう)野崎にある塚崎古墳群は、前方後円墳5基・円墳54基(現存するのは39基)と地下式横穴墓29基で構成される古墳群。大隅半島の東部、野崎塚崎台地に築かれた古墳群ですが、花牟礼古墳と通称される塚…