千葉市立郷土博物館

猪鼻城(千葉城)の土塁跡が残る亥鼻公園(いのはなこうえん)内に建つ千葉市の原始・古代から近現代までの通史展示を行なう博物館。近世の天守閣風の建物で、令和6年11月にリニューアルオープン。1〜4階が展示室になり、5階は展望施設になっています。

「千葉城天守閣」で千葉市の歴史を学ぼう!

千葉城天守閣

1階ラウンジを経由し、エレベーターで5階へ移動、その後、階段もしくはエレベーターで4階(原始・古代)、3階(中世)、2階(近世・近現代)へと移動する仕組み。

4階は原始・古代で、旧石器時代から平安時代までの市内で見つかった出土遺物が展示されています。
3階は千葉市の礎を築いた千葉氏に関する展示で、千葉さん(千葉姓の人)なら必踏の地。
2階は千葉市の近現代についての展示となっています。
最上階の5階は展望室になっていて、千葉市街を一望に。

千葉城は1126(大治元)年に千葉常重(ちばつねしげ)によって築城され、1455(康正元)年の千葉一族の内紛で落城し佐倉に本拠を移すまで使われた中世の城というのが通説でしたが、近年は千葉氏の築城ではなく原氏の築城説が有力に。

ただし、博物館の建つ亥鼻公園には土塁や礎石などが残るほか、千葉常重の子、千葉常胤(ちばつねたね=一の谷合戦、奥州藤原氏討伐などに参戦)が源頼朝に茶を献じ、徳川家康が鷹狩途中に喉を潤したという泉、お茶の水の跡が残されています。

千葉城に天守閣はなかった!?

千葉氏時代の城は中世の館的な城郭だったと推測され、現在の博物館のような近世的な天守は当然、ここには建っていませんでした。
このような天守は復元でもましてや復原でもなく模擬天守と呼ばれていますが、千葉城の場合は、観光天守閣的な色彩が強くなっています。
近世的な天守があったとくれぐれも誤解なきように。

千葉城の模擬天守前には千葉常胤の銅像が
千葉城の模擬天守前には千葉常胤の銅像が
千葉市立郷土博物館
名称千葉市立郷土博物館/ちばしりつきょうどはくぶつかん
所在地千葉県千葉市中央区亥鼻1-6-1
関連HP千葉市立郷土博物館公式ホームページ
電車・バスで千葉都市モノレール1号線県庁前駅から徒歩13分、JR本千葉駅から徒歩15分
ドライブで京葉道路松ヶ丘ICから約3.3km。または、千葉東金道路千葉東ICから約3.1km
駐車場30台/無料
問い合わせ千葉市立郷土博物館 TEL:043-222-8231/FAX:043-225-7106
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

千葉城跡(亥鼻公園)

亥鼻(いのはな)は猪の鼻のように突き出した地形という意味。都川河口に突き出した台地の上に千葉氏の居館だった亥鼻城(いのはなじょう/千葉城)があり、千葉発祥の地となっています。源頼朝の重鎮だった千葉常胤(ちばつねたね=一の谷合戦、奥州藤原氏討

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