みんなみの里

国道410号沿いに建つ鴨川市総合交流ターミナル。観光情報などが入手でき、いちご狩り、フルーツトマト狩りなどの他、田植えなどの農業体験も可能。また、旬の素材を使用した郷土料理が味わえるレストランもあり、休憩スポットとしても最適です。かもチャリ(レンタサイクル)も5台がスタンバイ。

郷土料理レストランに農産物の直売も

大山千枚田にも近く、棚田などでとれる長狭米(ながさ)や野菜、切り花など、地場産の農産物の販売や、地元の工芸作家の作品も展示紹介しています。

とくに地元で産する長狭米は人気の品。レストランには「里山セット」、黒米そばセットなど地元の食材を使ったメニューが並んでいて、こちらも人気。近くには大山の棚田や酪農のさとがあるので寄り道を。
8月にはみんなみの里の裏手にある農園に約5000本のヒマワリが咲き、例年8月上旬が見頃。

「みんなみの里」とは郷土の歌人で伊藤左千夫に師事したアララギ派の古泉千樫(こいずみちかし)が「みんなみの里」近くの実家から嶺岡山(みねおかやま、336m)を眺めて詠んだ「みんなみの嶺岡山のやくる火の こよひもあかく 見えにけるかも」にちなんだもの。

古泉千樫は、斉藤茂吉、島木赤彦、長塚節と並び「アララギ」の四天王といわれた人物です。

鴨川市横渚から鋸南町保田までの全長約26kmの長狭街道。長狭平野と呼ばれる現在の鴨川市長狭地区を通ることから長狭街道と呼ばれ、外房と内房をつなぐとともに、房総半島の南北の道と交わる交通の要衝になっていました。

注目の「長狭米」

長狭平野で収穫される米の総称が長狭米で、江戸時代からおいしいお米の産地として知られていました。稲の成長に必要なミネラル分をたっぷり含んだ重粘土質の土壌と良質の水が美味しい米を育んでいます。明治4年に行われた明治天皇即位の『大嘗祭』に献上される米を作る斎田に選ばれたこともあり、その土地は「主基斎田址公園」として残されています。

みんなみの里
名称みんなみの里/みんなみのさと
所在地千葉県鴨川市宮山1696
関連HPみんなみの里公式ホームページ
電車・バスでJR安房鴨川駅(東口バスターミナル)から鴨川日東交通バス金束(こづか)、平塚本郷行きで25分、長狭中学校前下車、徒歩5分
ドライブで富津館山道路鋸南富山ICから約20km
駐車場60台/無料
問い合わせみんなみの里 TEL:04-7099-8055/FAX:04-7099-8044
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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