日本三大清流に数えられるのは、富士山の伏流水が溶岩流の末端から湧き出す柿田川(かきたがわ/静岡県)、長大な河川ながらダムのない清流の長良川(ながらがわ/岐阜県)、そして沈下橋で知られる四万十川(しまんとがわ/高知県)。詠み人知らずの「三大清流」ですが、ほぼ定説として定着しています。
柿田川
全長:1.2km(日本一短い一級河川)
源流:富士山の伏流水が三島溶岩流の末端、静岡県清水町の柿田川湧水群(環境省「名水百選」)で湧出
長良川
全長:166km
源流:大日ヶ岳(岐阜県郡上市)が源流で、源流部は日本海・太平洋の分水嶺、長良川(中流域)は環境省「名水百選」選定
備考:河口にある長良川河口堰(三重県桑名市)以外には、ダムはない河川で、岐阜市周辺では鵜飼が行なわれています
四万十川
全長:196km(四国内で最長の川)
源流:標高1336.2mの不入山(いらずやま/高知県高岡郡津野町)の1037m地点
備考:本流に大規模なダムが建設されていないことから「日本最後の清流」とも。支流を含め47ヶ所の沈下橋(潜水橋)があり、重要文化的景観に選定
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