平尾台・キス岩

福岡県北九州市小倉南区、日本三大カルストにも数えられる平尾台（国の天然記念物）。石灰岩の露岩（ピナクル）が羊の群れのように見える羊群原（ようぐんばる）という奇観を生み出していますが、注目はキス岩。茶ヶ床園地から貫山方面に歩いた場所にあるカップルがキスするようにみえる奇岩です。

キスするカップルに見える露岩（ピナクル）

キス岩の前でキスをしたカップルは3億5000万年（カルスト台地誕生からの年月）の幸せをつかむなどと喧伝（けんでん）されています。

茶ヶ床園地の駐車場を起点にぬきやま方面へと進み、鉄管道と通称される足下には錆びた鉄管のある山道に入ります。
20分ほどで鞍外しと呼ばれる平坦地、さらにキス岩への分岐からキス岩へと到達できます。
鞍外しからは5分ほどで到達できるので、片道30分ほどの道のりです。
キス岩の周辺に道標がなく、枝道もあり、さらに夏季はヤブが茂るので少し見つけづらいかもしれません。

キス岩分岐近くには露岩（ピナクル）から木が生える根性の木もあるので、余裕があればお立ち寄りを。

平尾台

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