木曽三川公園センター 水と緑の館・展望タワー

木曽三川公園センター 水と緑の館・展望タワー

岐阜県海津市の南端、長良川と揖斐川に挟まれた半島状の油島地区の先端に位置するのが木曽三川公園センター。木曽三川(木曽川、長良川、揖斐川)のガイダンス施設である水と緑の館に併設されるのが高さ65mの展望タワー。水と緑の館では、木曽三川の流路の変化、川と災害、川を治めた人々、舟運などを紹介。

来さ参戦の歴史を学ぶ「水と緑の館」、輪中を一望にするタワー

展望タワーに上れば、木曽三川の流れと輪中地帯の様子を眼下に、遠く長良川源流部の白山、御嶽山、北アルプス、中央アルプス、南アルプスまで一望の大パノラマを得ることができます。

北側に目をやれば、1階部分を石積みにして洪水に備える輪中(川より低い土地にある集落を水害から守るために周囲を堤防=輪中堤で囲んだ地形)の住居が堤防沿いに並ぶ様を眼下にし、輪中という独特の地形がよくわかります。
水と緑の館・展望タワーの北側の輪中が、高須輪中です。

南側には揖斐川と長良川を隔てる堤に千本松原が延びている様子が視認できます。

輪中とは!?

堤防のなかで水害から財産を守る共同体が輪中です。
水防倉庫、水防組織を備えている、洪水発生時に避難する水屋などを有している、水路を掘り、土を盛って水面より高い場所に田んぼをつくる「堀田」を築き、水を揚水して田に流すという耕地利用が行なわれているなどの共通性があります。

木曽三川公園センター 水と緑の館・展望タワー
名称木曽三川公園センター 水と緑の館・展望タワー/きそさんせんこうえんせんたー みずとみどりのやかた・てんぼうたわー
所在地岐阜県海津市海津町油島255-3
関連HP国営木曽三川公園公式ホームページ
電車・バスで近鉄養老線石津駅から海津市コミュニティバスで木曽三川公園下車
ドライブで東名阪自動車道弥富ICから約7km、または、桑名東ICから約8.5km。名神高速道路大垣ICから約24km
駐車場1231台/無料
問い合わせ木曽三川公園管理センター TEL:0584-54-5531/FAX:0584-54-5533
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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