ピラミッド形巨石群(ペトログラフ)

ピラミッド形巨石群(ペトログラフ)

岐阜県恵那市中野方町、笠置山の北西山腹にあるのが、ピラミッド形巨石群(ペトログラフ)。Petro(岩石)・graph(文字・文様)で、岩に刻まれた文字や文様、絵画がペトログラフ。笠置山周辺で多数発見され、とくにピラミッド形巨石周辺にはペトログラフ散策道も整備されています。

笠置山山腹は、ペトログラフの宝庫!?

ピラミッド形巨石群(ペトログラフ)

ピラミッド型(四角錐形)をした巨石に、古代文字とみられる文様が刻まれているのが、ピラミッド形巨石(ペトログラフ)。
その周辺にも盃状穴、線刻が発見されていますが、見た目からは自然のものなのか、人工的に刻まれたものなのかの判別はできず、考古学的な研究も行なわれていません。
旧石器時代の線刻、縄文時代の岩石信仰の反映など諸説ありますが、巨石信仰は古墳時代前期に始まったというのが定説です。

笠置山では、巨石崇拝の時代を先史時代と位置づけ、地元有志が、恵那先史文化研究会を結成。
全国から「超古代文化」ファンが訪れています。

本来は、岩に描かれた絵画が、Petrograph(ペトログラフ)、岩に刻まれた彫刻がPetroglyph(ペトログリフ)と呼び分けていますが、日本国内では曖昧で、笠置山でも混在しています。
笠置山のピラミッド形巨石は、4ヶ所あって、冬至の日の出、夏至の日の入りの直線上に位置するともいわれています。
ここで紹介するピラミッド形巨石群(ペトログラフNo.1、No.2)は、寺屋敷跡と呼ばれる地にあるもので、山腹の平坦地にあり、グリーンシーズンなら車で到達できます。

画像協力/恵那市観光協会

ピラミッド形巨石群(ペトログラフ)
ピラミッド形巨石群(ペトログラフ)
名称 ピラミッド形巨石群(ペトログラフ)/ぴらみっどがたきょせきぐん(ぺとろぐらふ)
所在地 岐阜県恵那市中野方町
関連HP 恵那市観光協会公式ホームページ
電車・バスで JR・明知鉄道恵那駅からタクシーで30分
ドライブで 中央自動車道恵那ICから約17km
問い合わせ 恵那市観光協会 TEL:0573-25-4058/FAX:0573-20-0433
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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