鳩待峠

鳩待峠

群馬県利根郡片品村、尾瀬ヶ原の群馬県側の入口にあたる、標高1591mの峠が鳩待峠。路線バスや乗り合いタクシー(戸倉から乗り合いタクシーで20分)でも入ることができるので、尾瀬ヶ原をめざす入門者にも最適なコースとなっています。まさに尾瀬の正面玄関といった感じです。

尾瀬ヶ原の西端・山ノ鼻までは1時間の道程

鳩待峠

鳩待峠へと通じる群馬県道63号(水上片品線)の津奈木~鳩待峠間は通年マイカー規制を実施。
そのため、尾瀬第一駐車場、または尾瀬第二駐車場から路線バスまたは乗り合いタクシーでアプローチします(料金は同一)。

「LUCY尾瀬鳩待 by 星野リゾート」(旧・鳩待山荘/4月下旬~10月下旬営業)、食事やお菓子、尾瀬みやげも購入できる「はとまちベース Cafe & Shop by 星野リゾート」(旧・鳩待休憩所)、トイレなども完備され、まさに玄関口。

鳩待峠から尾瀬ヶ原の西端・山ノ鼻へ向かう道は、至仏山の東側につけられており、標高2228m、日本百名山でもある美しい山容がコース途中で眺望可能。
憧れの尾瀬ヶ原を望む山ノ鼻までは1時間の道程(復路は1時間30分)。
東電小屋まではさらに徒歩1時間50分。

「LUCY尾瀬鳩待 by 星野リゾート」は日中は混雑するが宿泊に限っては比較的に穴場の存在です。

ちなみに鳩待峠は日本海と太平洋を分ける中央分水嶺。
鳩待という峠名の由来は杣人がキジバトが春になって鳴き始めると越冬しての山仕事を終えたといい、鳩が鳴くのを待つに由来するといわれています(源義家の鳩を使った吉凶占いという説も)。

鳩待峠
鳩待山荘、鳩待休憩所は2025年夏から星野リゾートが運営
鳩待峠
名称鳩待峠/はとまちとうげ
所在地群馬県利根郡片品村戸倉中原山
関連HP尾瀬保護財団公式ホームページ
電車・バスでJR沼田駅から関越交通バス大清水方面行きで1時間30分、鳩待峠行きバス連絡所下車、関越観光バス鳩待峠行きに乗り換え25分、終点下車
ドライブで関越自動車道沼田ICから約34kmで尾瀬第一駐車場、乗合バス・タクシー(有料)に乗り換え
駐車場 尾瀬第一駐車場(280台/有料)、尾瀬第二駐車場(250台/有料)
問い合わせ尾瀬保護財団 TEL:027-220-4431
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
尾瀬ヶ原

尾瀬ヶ原

群馬・福島、新潟県境、尾瀬国立公園に指定される日本有数の高層湿原で、ラムサール条約の登録湿地。2000m級の山々に取り囲まれた標高1400mの盆地に、東西約6km、南北2kmにわたって大湿原が広がっています。上田代、中田代、下田代に分かれ、

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