中山宿新田本陣跡

中山宿新田本陣跡

群馬県吾妻郡高山村、三国街道にある本陣跡が、中山宿新田本陣跡。三国街道は、中山道を高崎宿(現・高崎市)で分岐し、中山峠、金毘羅峠、上越国境の三国峠を越えて越後国・寺泊(現・新潟県長岡市寺泊)に至る街道。越後で産する米や魚介、佐渡の金を運んだ重要な交易ルートでした。

三国街道中山宿の本陣遺構

中山峠の麓に位置する中山宿新田本陣は文政年間(1818年〜1830年)に焼失していますが、長岡藩主や街道筋の荷主飛脚問屋、その宰領の寄進によって復興。
現存する「新田本陣」と称される平形家の長屋門は19世紀半ばの建築で、国の登録有形文化財に指定されています。

問屋部分が三国街道に面して建ち、明治6年に中山郵便局局舎となり、昭和41年まで郵便局として使われていました。
大名が宿泊したという本陣部分は、当時のままの書院が残るなど今に受け継がれています。
本陣向かいの「小平精肉店」は、手作りコロッケ、ハムカツもおいしいと評判です。

上越線や国道17号・国道291号は利根川沿いに走っていますが、往時の三国街道は、西の山中を南北に縦断していました。

中山宿には本宿本陣跡もありますが、遺構は残っていません。

中山宿新田本陣跡
名称 中山宿新田本陣跡/なかやまじゅくにったほんじんあと
所在地 群馬県吾妻郡高山村中山103-1
関連HP 高山村公式ホームページ
ドライブで 関越自動車道月夜野ICから約11km、沼田ICから約13km
駐車場 なし
問い合わせ 高山村教育委員会 TEL:0279-63-3046
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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