飯津佐和乃神社で大祭『御船神事』|牧之原市|2019

2019年9月15日(日)、牧之原市の飯津佐和乃神社(はづさわのじんじゃ)で静岡県指定無形民俗文化財『御船神事』が齋行されます。揃いの浴衣を身にまとった船若と呼ばれる青年たちが木遣り歌に併せて千石船(帆掛け船)の模型をかつぎ、町内を練り歩くという祭典。神事に使われる船は、江戸時代の千石船、千五百石船の模型。撮影/大石正英

明治29年に大江八幡宮の『御船神事』から独立して始まった神事

明治29年に大江八幡宮の『御船神事』(国指定無形民俗文化財)から独立して始まったもの。祭礼は9月15日(土)から3日間に渡りますが、『御船神事』は9月16日(日)に齋行。
18:30~御船神事・浦安の舞、11:00~柱起こし・帆揚げ、12:00~神社出発、14:30~相良商店街、16:30~入船。

飯津佐和乃神社の御船神事

ニッポン旅マガジンMEMO/飯津佐和乃神社

創建年代は不詳で、もともとは小堤山頂に鎮座していました。1571(元亀2)年に現在地に遷座。飯津佐和乃神社の本殿右の稲荷社は1595(文禄4)年徳川家康が相良御殿守護のために伏見から勧請したもの。田沼意次が相良藩主となった際には相良城本丸内に祀られていました。相良御殿は1586(天正14)年、三遠駿甲信5ヶ国の大々名となった家康が相良城に鷹狩のための屋敷(相良御殿)を建設。1767年(明和4年)に田沼意次が近世的な城郭(相良城)に改築しています。

 

飯津佐和乃神社で大祭『御船神事』|牧之原市|2019
開催日 2019年9月15日(日)
開催時間 18:30~御船神事・浦安の舞 11:00~柱起こし・帆揚げ 12:00~神社出発 14:30~相良商店街 16:30~入船
所在地 静岡県牧之原市波津1000-1
場所 飯津佐和乃神社
関連HP 牧之原市公式ホームページ
電車・バスで JR静岡駅・藤枝駅からしずてつバスで、相良営業所下車、徒歩20分
ドライブで 東名高速道路牧之原ICから約11km
問い合わせ 牧之原市社会教育課 TEL:0548-53-2646
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
飯津佐和乃神社

飯津佐和乃神社

静岡県牧之原市波津にある古社が、飯津佐和乃神社(はづさわのじんじゃ)。創祀年代は不詳ですが、応神天皇以前に祀られたともいわれ、神功皇后三韓遠征の際に、三刃鉾壱竿を寄進されたという伝承も。中世、近世には牛頭天王社、熊野本宮と称しましたが、明治

 

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