兵庫県神戸市中央区、神戸北野異人館街にある洋館のひとつが英国館。明治42年にイギリスの建築家により建てられたコロニアル様式の異人館(旧フデセック邸)。当時の姿のままに残された館内には、英国ビクトリア王朝のアンティーク家具や調度品が置かれています。館内にはシャーロック・ホームズの「ベーカー街221B」の部屋を再現。
館内にはシャーロック・ホームズの下宿を再現!
旧フデセック邸は、旧居留地などに住む外国人を診察したイギリス人・フデセック医師の診療所兼住居。
館内には、17世紀バロックから19世紀ビクトリア朝時代の格調高いアンティーク家具や調度品が配され、シャーロック・ホームズ(Sherlock Holmes)の部屋を再現した展示も人気です。
イギリスの小説家・アーサー・コナン・ドイルの『シャーロック・ホームズ』シリーズ18作目『マスグレーヴ家の儀式』(1893年発表/The Musgrave Ritual)の作品中の描写に基づき、ベーカー街221B番地の下宿を忠実に再現したもの(平成19年に築100周年を記念して展示を開始)。
トレードマークのインバネスケープ(マント)とディアストーカー(帽子)は、着用しての記念撮影も可能。
庭園にはシャーロック・ホームズ生誕160周年を記念するブロンズ像も置かれています。
19世紀・ヴィクトリア朝(産業革命を背景にしたイギリスの絶頂期)に造られた英国貴族が使っていたマホガニーのバーカウンターがあり、建物の公開時間後の17:00~翌1:00までは、バー「KING of KINGS」(日曜、祝日休)として実際に営業しています。
バロックやビクトリア時代の家具・装飾品が配された店内は、まさにENGLISH PUB。
映画仕掛けのオリジナルカクテルとしてPink Panther (ピンクパンサー)なども用意されています。
異人館うろこグループの運営のため、英国館、うろこの家 & 展望ギャラリー、 山手八番館、北野外国人倶楽部、 坂の上の異人館、洋館長屋、 ベンの家の「異人館巡りプレミアムパス」(異人館7館+展望ギャラリー)、英国館、洋館長屋、ベンの家の3館に入館できる「北野通り3館パス」の利用が便利です。
英国館(旧フデセック邸) | |
名称 | 英国館(旧フデセック邸)/えいこくかん(きゅうふでせっくてい) |
所在地 | 兵庫県神戸市中央区北野町3-10-1 |
関連HP | 異人館うろこグループ公式ホームページ |
電車・バスで | JR三ノ宮駅・阪神三宮駅・阪急三宮駅から徒歩15分 |
ドライブで | 阪神高速道路神戸線京橋ランプから約2km |
駐車場 | 周辺の有料駐車場を利用 |
問い合わせ | 英国館(旧フデセック邸) TEL:078-241-2338 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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