平泉水かけ神輿|平泉町|2024

平泉水かけ神輿

2024年7月13日(土)~7月14日(日)、岩手県平泉町で『平泉水かけ神輿』が行なわれます。神輿が観自在王院跡から中尊寺金色堂まで清めの水を浴びながら練り歩きます。土曜=宵宮/ひらいずみ夜祭り/商工会夜市(観自在王院跡)、日曜=神輿渡御(観自在王院跡~毛越寺~平泉駅前~中尊寺)。

富岡八幡宮の水掛け神輿を平泉で再現!

平成7年9月に東京・深川の富岡八幡宮の水掛け神輿を招いて行った『蘇れ黄金・平泉祭』のメイン行事「御神輿渡御」がきっかけ。
神輿にバケツで水をかける深川の「水かけ祭り」を再現したところ、町民から「ぜひ、平泉でも」という声がわき上がりました。
その結果、町民参加型のまつりとして「平泉水かけ神輿」」が創設されたのです。

平成7年、鎌倉時代の源頼朝・義経兄弟の確執を乗り越え、平泉に芭蕉の『奧の細道』旅立ちの地、深川に鎮座する富岡八幡宮を紹介したのが、鎌倉の鶴岡八幡宮(つるおかはちまんぐう)。
800余年の歴史がとりもった新しい祭りというわけなのです。

神輿の担ぎ方も深川の担ぎ手にを学ぶという市民交流も盛ん。
富岡八幡宮神輿総代連合会の担ぎ手も毎年来町し参加しています。
さらに富岡八幡宮の祭祀(さいし)に神前へ供える稲を作る神饌(しんせん)田も平泉町花立地内につくられています。

画像提供/岩手県観光協会

平泉水かけ神輿|平泉町|2024
開催日時 2024年7月13日(土)~7月14日(日)
所在地 岩手県西磐井郡平泉志羅山地内〜衣関202
場所 観自在王院跡〜中尊寺金色堂
関連HP 平泉観光協会公式ホームページ
電車・バスで JR平泉駅から岩手県交通バス中尊寺・水沢行きで4分、中尊寺下車、徒歩15分。またはJR一ノ関駅から岩手県交通バス中尊寺・水沢行きで22分、終点中尊寺下車
ドライブで 東北自動車道平泉前沢ICから約4km
駐車場 町営中尊寺第1・第2駐車場(350台/有料)
問い合わせ 平泉観光協会 TEL:0191-46-2110/FAX:0191-46-2117
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

中尊寺

嘉祥3年(850年)、慈覚大師(円仁)が開山した平泉の名刹が中尊寺。天台宗東北大本山で、山号は関山(かんざん)、本尊は阿弥陀如来。長治2年(1105年)、奥州藤原氏初代・藤原清衡(ふじわらのきよひら)が21年の歳月を費やし堂塔40、僧坊30

中尊寺・金色堂

中尊寺・金色堂

岩手県平泉町の中尊寺にある平安時代後期建立の仏堂が金色堂。棟木墨書銘から天治元年(1124年)8月20日、金色堂が上棟したことが判明しています。奥州藤原氏初代・藤原清衡(ふじわらのきよひら)69歳の時のこと。平等院鳳凰堂と並ぶ、平安時代の仏

観自在王院跡

観自在王院跡

岩手県平泉町にある史跡、観自在王院跡(かんじざいおういんあと)は、世界文化遺産「平泉-仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群-」を構成する5資産のひとつ。毛越寺(もうつうじ)に大規模な伽藍を建立した奥州藤原氏2代・藤原基衡(ふじわ

毛越寺・本堂

毛越寺

「平泉-仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群-」の構成資産のひとつとなっているのが岩手県平泉町の毛越寺(もうつうじ)。嘉祥3年(850年)、慈覚大師(円仁)が中尊寺とともに開山した古刹で、「毛越寺境内 附 鎮守社跡」として国の特

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!

よく読まれている記事

こちらもどうぞ