人の数より牛が多いという別海町。そこで搾乳されるミルクはかつては全部本州方面に送られていましたが、別海町が発奮し、第三セクター「べつかい乳業興社」を立ち上げて昭和48年に「別海牛乳」を製造。今では牛乳だけでなく、「べつかいのアイスクリーム屋さん」やバターなどの乳製品も人気のブランドになっています。
別海町産の牛乳や乳製品を購入
販売される牛乳には管理番号が付けられ、インターネットで調べれば、生乳の生産牧場、牛の飼い方、食べた餌などがわかるという画期的な生産履歴追跡システム(トレーサビリティ)を導入。
つまりは安心、安全の乳牛というわけなのです。
乳牛は、別海町酪農研修牧場で牧草を中心に飼育され、健康な乳牛が育っています。
「夏は青草を食べるため、一味違う感じ」とのこと。
生乳の風味を損なわないため、80度で15秒の殺菌という独自の方法を採用していますが、「べつかいの牛乳屋さん」の名で販売される牛乳は、日持ちがしないので、地元でのみ味わえる「幻の牛乳」でもあるのです。
別海町酪農工場では直販もあるが、工場見学も可能。
工場見学はなるべく予約を。
べつかい乳業興社ではネット販売も実施。
根室中標津空港や、野付半島のレストハウスなどでも購入が可能です。
別海町酪農工場 | |
名称 | 別海町酪農工場/べっかいちょうらくのうこうじょう |
所在地 | 北海道野付郡別海町別海132-2 |
関連HP | べつかい乳業興社公式ホームページ |
ドライブで | 根室中標津空港から約28km |
駐車場 | 50台/無料 |
問い合わせ | べつかい乳業興社 TEL:0153-75-2160/FAX:0153-75-2392 |
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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