望ヶ丘チャシ跡(望ヶ丘公園)

標津町の市街地背後の小高い丘は、望ヶ丘公園として整備されていますが、実は一帯はアイヌのチャシ(砦)跡。公園の下に茶志骨(ちゃしこつ)という字名(あざめい)がありますが、アイヌ語のチャシ・コツ(chasi-kot=城・砦跡)に由来する地名です。

根室海峡を眺める高台はアイヌの砦跡

小さな丘の頂は、標津望ヶ丘公園パークゴルフ場(18ホール・738m)になっていますが、中世には一帯に砦が築かれていたのです。
根室海峡から知床連山、国後島を視野に収める重要な軍事的な拠点だったと推測されています。

望ヶ丘公園には、木の実の里、小動物の森、四季の森、カラマツ観察林、ワタスゲ咲く湿原(木道あり)などが整備され、毎年5月下旬には約30本のチシマザクラが可憐に咲き競い、5月最終日曜日には日本列島最後の桜まつりである『しべつ桜まつり』が開催されています。

望ヶ丘チャシ跡(望ヶ丘公園)
名称 望ヶ丘チャシ跡(望ヶ丘公園)/のぞみがおかちゃしあと(のぞみがおかこうえん)
所在地 北海道標津郡標津町南7条西‎
関連HP 標津町公式ホームページ
電車・バスで 標津バスターミナルから徒歩20分
ドライブで 根室中標津空港から約21.6km
駐車場 20台/無料
問い合わせ 標津町観光協会 TEL:0153-82-2131/FAX:0153-82-1787
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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