流氷岬

流氷岬

北海道紋別市、紋別市街から国道を北に渚滑川(しょこつがわ)を渚滑橋で渡ると海岸沿いに5kmに渡ってオムサロ原生花園が広がっています。そのビューポイントが流氷岬。地形的には格別岬といった突端はないが、オムサロ・ネイチャー・ビューハウスが設置され、流氷の観賞ポイントとなっています。夏はカレイやカンカイの釣り場としても有名。

オムサロ原生花園にある流氷観賞の浜

どこが岬なのか判別がつかない地形ですが、オムサロ・ネイチャー・ビューハウスに隣接して流氷岬と記された場所があり、流氷岬と確認できます(国道にも流氷岬の表示があります)。
初春の流氷シーズンには流氷観賞のスポットですが、グリーンシーズンにはオホーツク海に触れられる場所としても貴重。
ぜひ夏も冷たいオホーツク海にタッチしていきましょう。

オムサロ原生花園の北西、海跡湖である瓢箪沼西の高台がで、縄文時代早期(約1万年前~)から続縄文時代(約2000年前~)、オホーツク文化時代(約1500年前~)、擦文時代(約1300年前~)、アイヌ時代(約700年前~)と約1万年に及ぶ人々の暮らしが刻まれた地。
オムサロ遺跡公園として竪穴式住居が復元されているので時間が許せば、ぜひお立ち寄りを。

ちなみに小野彩(このさい=藤あや子)作詞作曲で藤あや子が歌う『流氷恋唄』にも紋別港が出てきますが、冠二郎の歌う『流氷岬』は、小野彩(藤あや子)作曲、三浦康照作詞で、歌詞に流氷岬が登場します。

流氷岬
名称 流氷岬/りゅうひょうみさき
所在地 北海道紋別市渚滑町川向
ドライブで オホーツク紋別空港から約15km。女満別空港から約117km
駐車場 30台/無料
問い合わせ オムサロ・ネイチャー・ビューハウス TEL:0158-23-4231
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

オムサロ原生花園

紋別市街から国道を北に走り、渚滑川(しょこつがわ)を渚滑橋で渡ると海岸沿いに5kmに渡ってオムサロ原生花園が広がっています。6月中旬〜7月にはハマナス、エゾスカシユリ、エゾカンゾウなどが開花し、珍しいシロバナハマナス(白い花びらのハマナス)

オムサロ・ネイチャー・ビューハウス

国道238号の紋別市街北、渚滑橋(しょこつばし)の北側の海岸線は1kmに渡ってオムサロ原生花園が広がっています。そのビジターセンター的な施設が流氷岬にある「オムサロ・ネイチャー・ビューハウス」。1階は地元の物産の販売コーナー、2階はオホーツ

オムサロ遺跡公園

紋別市にあるオムサロ原生花園から国道反対側の道に入り、海跡湖である瓢箪沼西の高台に広がる史跡がオムサロ遺跡公園。入口の駐車場から散策路が整備され、擦文(さつもん)時代の住居3棟と住居跡が復元展示されています。凹地となった竪穴住居跡などを自由

 

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