旧戸井線アーチ橋(汐首陸橋)

旧戸井線アーチ橋(汐首陸橋)

北海道函館市汐首町、古代ローマの水道橋を思わせるような遺構が旧戸井線アーチ橋(汐首陸橋)。函館本線五稜郭駅から亀田郡戸井町(現・函館市戸井地区)の戸井駅を結ぶ鉄道が戸井線ですが、昭和19年の完成を目的に、昭和11年に着工しましたが開通することなく廃線に。そのアーチ橋が現存しています。

未完の鉄道路線のアーチ橋が現存

旧戸井線アーチ橋(汐首陸橋)
汐首岬灯台の光が走り、『銀河鉄道の夜』のようなイメージに

第二次世界大戦時、津軽海峡は軍事的な重要度から函館港を含め津軽要塞地帯となり、汐首岬にも第1砲台、第2砲台の建設が計画されて、その物資の輸送、維持管理のための鉄道を敷設することに。
それが戸井線です(戸井までの路盤や橋梁がほぼ9割方完成した状態で、廃線になっています)。
8連アーチ橋の汐首陸橋(正式名は汐首岬第1陸橋)は、地崎組が請け負った第四工区甲にあたり、昭和15年5月に着工、昭和16年11月に竣工。
戦時中の粗悪なコンクリートが使用され、資材節約のために鉄筋を使用していないため、全長52m、支間長5mの汐首陸橋も、将来的には解体の可能性も。

汐首岬(しおくびみさき)の500m手前、汐首岬灯台のすぐ下にあるので、見落とすことはありません。

旧戸井町区間には、18連コンクリートアーチ橋の瀬田来第1陸橋、25連コンクリートアーチ橋の瀬田来第2陸橋も現存しています。

旧戸井線アーチ橋(汐首陸橋)
名称 旧戸井線アーチ橋(汐首陸橋)/きゅうといせんあーちばし(しおくびりっきょう)
所在地 北海道函館市汐首町
関連HP 函館市公式観光情報はこぶら
電車・バスで JR函館駅から函館バス恵山御崎行き1時間4分、汐首灯台下車、徒歩2分
ドライブで 函館空港から約17km
駐車場 なし
問い合わせ 函館市観光案内所 TEL:0138-23-5440
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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