第29回幌加内町新そば祭り｜2024

2024年8月31日（土）〜9月1日（日）、北海道雨竜郡幌加内町（ほろかないちょう）で『第29回幌加内町新そば祭り』が開催。国内一のそばの産地で、人口密度が日本一低い自治体、幌加内町。町内をはじめ全国から多数の店舗が集まり、そば処の食べ比べが可能。ステージイベントも実施。

全国のそば打ち名人が集結してそば打ちの腕を披露

昭和55年、初めてそば作付面積日本一となった北海道幌加内町。
現在では作付面積が3200ha、生産量も2900tを超えるまでに成長、日本一のそばの産地となっています（近年、猛暑の影響で収穫高が減少することも）。

日本一のそば産地、幌加内を全国ブランドにするため、長野県戸隠村などのイベントを視察・研究し、平成6年北海道で初めての『新そば祭り』を開催。
それが『幌加内町新そば祭り』です。
人口1600人の小さな町に2日間で4万〜5万人が訪れるビッグイベントに成長しています。

人気があるのは、「全国ご当地そば自慢広場」。
全国のそば打ち名人が集結し、そば打ちの腕を披露します。
イベントで使用されるそば粉は各店舗で厳選された「国産そば粉」。
地元幌加内町店舗では「幌加内町産新そば」を味わうことができます。

地元幌加内町のそば店はもちろん、北海道内のそば店、過去には本州からは「越前おろしそば」が有名な福井県や「水そば」が有名な福島県旧山都町、「常陸秋そば」が有名な茨城県旧金砂郷町などが参加しています（2024年は幌加内町内4店舗、道内5店舗、道外4店舗が参加）。

ちなみに幌加内町地域振興室そば振興係では、毎年7月31日を「幌加内そばの日」としてPRしています。

幌加内町では、国道275号沿いの政和ビューポイント（そばの花展望台／幌加内町政和）、新成生（しんなりう）ビューポイント（純白の丘／加内町新成生）、新成生ビューポイント（白絨毯の畑）、国道275号から少し入った新成生ビューポイント（白銀の丘）があり、7月下旬～8月中旬に一面に白いそばの花という絶景を眺めることが可能です。北海道でもこんな光景は十勝の新得とここくらいでしょう。
本州にはない圧倒的なスケール感です。