九頭竜湖(九頭竜ダム)

九頭竜湖(九頭竜ダム)

福井県大野市、一級河川・九頭竜川(くずりゅうがわ)水系九頭竜川に建設されたダムが九頭竜ダム。昭和34年の伊勢湾台風による洪水などの被害により、九頭竜川の治水利水が急務となり、九頭竜川の上流に九頭竜ダム(旧名は長野ダム)を建設。昭和43年に完成した大型のロックフィルダムで、ダムの完成により九頭竜湖が誕生しました。

絶景ポイントは県道230号の箱ヶ瀬橋

九頭竜湖は、総貯水量は日本6位、湛水面積は日本7位という広大な湖です(自然湖と比較すると印旛沼とほぼ同じ湛水面積)。

福井県道230号(大谷秋生大野線)途中には九頭竜湖が一望できる全長266mの箱ヶ瀬橋、別名「夢のかけはし」が架かり、ここからの九頭竜湖の眺めは絶景。
この箱ヶ瀬橋は本四連絡橋・瀬戸大橋のプロトタイプとなった吊り橋です。

九頭竜ダムの長野発電所は、揚水発電で水力発電としては福井県最大の発電量を誇っています。

紅葉も見事で、紅葉の見頃は例年10月下旬~11月中旬頃。

九頭竜湖(九頭竜ダム)
九頭竜湖(九頭竜ダム)
名称九頭竜湖(九頭竜ダム)/くずりゅうこ(くずりゅうだむ)
所在地福井県大野市野尻
関連HP大野市公式ホームページ
電車・バスでJR九頭竜湖駅下車すぐ
ドライブで東海北陸自動車道白鳥西ICから約16km
駐車場100台/無料
問い合わせ大野市商工観光振興課 TEL:0779-66-1111
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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