茨城県神栖市にある波崎砂丘は、単独の砂丘としては日本一長大(長さ20km)。海岸からの飛砂を防止する目的で作られた人工砂丘を多目的に利用した 4.8haの自然公園が波崎海岸砂丘植物公園で、ハマナス、ハマゴボウ、ハマヒルガオ、スナビキソウなど30種類以上の海浜植物が植栽されています。
波崎砂丘に海浜植物を植栽した公園
砂丘のなかには池もあり、湿生植物も観察できます。
展望デッキも設置され、海浜植物の群落、砂丘地帯、太平洋を一望にします。
一帯の海岸にはクロマツを主体とする飛砂防備保安林のグリーンベルトが造られています。
ちなみに太平洋側のハマナス自生南限は鹿嶋市大小志崎ですが、波崎海岸砂丘植物公園にも初夏にハマナスが咲きます(開花期は5~7月頃)。
鹿島灘のハマナスは、海流により種が流れ着き自生したものと推測され、実際にも自生南限地以外にも生育しているのを見かけます。
波崎海岸砂丘植物公園 | |
名称 | 波崎海岸砂丘植物公園/はさきかいがんさきゅうしょくぶつこうえん |
所在地 | 茨城県神栖市波崎9594 |
関連HP | 神栖市公式ホームページ |
電車・バスで | JR銚子駅からタクシーで10分 |
ドライブで | 東関東自動車道潮来ICから約32km |
駐車場 | 10台/無料 |
問い合わせ | 神栖市施設管理課 TEL:0299-90-1153/FAX:0299-90-1114 |
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