、常陸国筑波郡多気(現・茨城県つくば市北条多気)にあった中世の山城跡。城山(じょうやま)と称される標高129.4mの多気山(たけやま)山上に築かれた山城で、壕の跡などが残されていますが、史料などが少なく、幻の城といわれることもあるほど。鎌倉時代の歴史書『吾妻鏡』に「多気の山城」と記されるのが、多気城だと推測されています。
戦国時代の遺構に関しては、築城者もわかっていません
『吾妻鏡』に記されることから、平安時代に築かれたとも推測できますが、現存する遺構は戦国時代のもの。
戦国時代の遺構は、上杉謙信、あるいは佐竹義重が小田城を攻めるために築いた出城だとする説、石田三成と親交のあった佐竹義宣が関ヶ原の戦い前後に築いたとする説もあり定かでありません。
※私有地のため立入はできません。
多気城 | |
名称 | 多気城/たきじょう |
所在地 | 茨城県つくば市北条388 |
関連HP | つくば市公式ホームページ |
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