鶴仙渓

鶴仙渓

石川県加賀市、山中温泉を流れる大聖寺川(だいしょうじがわ)の峡谷が鶴仙渓(かくせんけい)。松尾芭蕉ゆかりの黒谷橋からこおろぎ橋まで、1.3kmに渡って続き、渓流沿いには、遊歩道も整備されています。途中のあやとりはし近くの河畔には4月〜11月に「鶴仙渓川床」(かくせんけいかわどこ)も用意されています。

4月〜11月には川床も設置される!

鶴仙渓遊歩道を歩けば、道明ヶ淵、不動滝、江戸時代後期に山中八景を選んだ漢学者・大窪詩仏(おおくぼしぶつ)が絶賛した渓谷随一の景勝・采石巖(さいせきがん)、大聖寺川のせせらぎを眺めながらの散策が可能。
ユニークなフォルムのあやとりはしは、下から見上げることになります。

『奥の細道』の途中、芭蕉は元禄2年7月27日(1689年9月10日)、山中温泉に投宿、8泊の長逗留をしていますが、この鶴仙渓も探勝しています。

鶴仙渓
名称 鶴仙渓/かくせんけい
所在地 石川県加賀市山中温泉下谷町
関連HP 山中温泉観光協会公式ホームページ
電車・バスで JR大聖寺駅から加賀温泉バス山中温泉行きで25分、終点下車、徒歩3分
ドライブで 北陸自動車道加賀ICから約13km
駐車場 こおろぎ橋駐車広場(22台/無料)、観光客専用無料駐車場を利用
問い合わせ 山中温泉観光協会 TEL:0761-78-0330/FAX:0761-78-0332
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
山中温泉総湯菊の湯

山中温泉総湯菊の湯

石川県加賀市の山中温泉にある共同湯が山中温泉総湯菊の湯。1300年前、北陸行脚で江沼国菅生神社に参拝中の僧・行基が発見したと伝えられる古湯、山中温泉。その総湯が菊の湯で、『奥の細道』途中に山中温泉に8泊し湯に浸かった芭蕉の詠んだ「山中や 菊

こおろぎ橋

こおろぎ橋

石川県加賀市、山中温泉の景勝地、鶴仙渓(かくせんけい)に架かる現在では珍しい総檜造りの複方杖橋(桁を支える方 杖を二重に組んだ橋)。橋の名は、峡谷の断崖を通る道(行路)が危険だったために「行路危」(こおろぎ)と呼ばれたとも、秋の夜に鳴くこお

黒谷橋

黒谷橋

石川県加賀市の山中温泉にある景勝地、鶴仙渓(かくせんけい)に架る橋が黒谷橋(くろたにばし)。元禄2年8月1日(1689年9月14日)、松尾芭蕉は『奥の細道』途中で、山中温泉逗留中、黒谷橋を訪れています。現在の橋は昭和5年に架けられた長さ36

あやとりはし

あやとりはし

石川県加賀市の山中温泉にある華道草月流3代目家元・勅使河原宏が「鶴仙渓を活ける」(かくせいんけいをいける)のテーマのもとにデザインしたユニークなS字型の橋があやとりはし。鶴仙渓・桜公園に架かる歩行者専用橋で、橋長は94.7m、幅員1.5m。

山中うるし座(山中漆器伝統産業会館)

山中うるし座(山中漆器伝統産業会館)

石川県加賀市山中温泉にある、山中漆器の歴史を紹介し、現代の名工・川北良造(重要無形文化財保持者)の作品を展示する施設で、販売コーナーでは、山中漆器の名品の販売も行なっています。ろくろ挽きの実演コーナーもあり、伝統の技を間近で見学することも可

 

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