道の駅すず塩田村(奥能登塩田村)

道の駅すず塩田村(奥能登塩田村)

石川県珠洲市清水町、奥能登絶景海道(国道249号)沿いにあるのが道の駅すず塩田村(奥能登塩田村)。日本で唯一、揚げ浜式の製塩法が残された奥能登。奥能登塩田村は「人と塩の関わり」をテーマにした体験型ミュージアムになっています。

予約で揚げ浜式の塩づくり体験も

奥能登塩田村では、塩の意外な使われ方、塩づくりの歴史などを展示解説されるほか、5月~9月には昔ながらの揚げ浜式の塩づくりを体験することも可能(体験学習は要予約、浜士体験2時間コース、本格的な浜士体験2日間コースがあります)。

また館内では浜士(はまじ)の技が生んだ揚げ浜塩田「浜士の塩」も販売されています。
揚げ浜式製塩の塩は塩辛さが少なく、凝縮された海のミネラル分の旨みと甘みが口の中に広がります。

揚げ浜式製塩の塩づくりとは!?

道の駅すず塩田村(奥能登塩田村)

1. 早朝5:00頃、仁江海岸(にえかいがん)の海水を汲み上げる海水運び(潮の流れが速いので海水は清浄)
2. 海水を800リットル入る引桶(しこけ)に満たすため海岸を10回程度往復、潮汲み3年という作業です
3. 海水を砲弾型の手桶「打桶」(おちょけ=36リットル)塩田に撒く「潮撒き」(塩田1枚の面積は50坪ほど)、潮撒き10年と呼ばれる重要な作業。夏期は2度、同じ量を撒きます
4. 撒いた海水の水分を早く乾燥させるために「細攫え」(こまざらえ)で塩田の砂に筋目を入れ、8時間程度、天日で乾燥させます
5. 乾燥させた砂を柄振(いぶり)を使って塩田の中央に集める
6. 集めた砂を入れる木製の箱「垂舟」(たれふね)を組み立てる
7. 「しっぱつ」を使い、集めた砂を垂舟へ投入
8. 砂の入った垂舟に海水を注ぎ込み、砂に付いている塩分の結晶を垂舟下部の溜池に溜め、かん水を釜屋(かまや)まで運んで、釜炊きを開始
9. 砂を垂舟から塩田へ戻し、元の状態に整地し、砂に筋目を入れ、翌日の作業に備えます
10. かん水を釜屋にある容量約600リットルの平釜で、塩分濃度24%程度になるまで6時間ほど煮詰める
11. 荒焚きしたかん水を1日かけて冷まし、竹炭、黒炭、砂が層になった胴桶(どうけ)でろ過
12. 胴桶でろ過したかん水を釜で杉の間伐材を使って16時間ほど煮詰める(本焚き)
13. 焚きあがった塩を釜から採り出し塩床(しおどこ)で4日間寝かせて、苦汁(にがり)を切る
14. 苦汁を充分に落とした塩から不純物を取り除いて完成(600リットルの海水から、120kgの塩が採取可能)=揚げ浜塩田「浜士の塩」として販売

道の駅すず塩田村(奥能登塩田村)
名称 道の駅すず塩田村(奥能登塩田村)/みちのえきすずえんでんむら(おくのとえんでんむら)
所在地 石川県珠洲市清水町1-58-1
関連HP 奥能登塩田村公式ホームページ
電車・バスで JR金沢駅から北鉄バス特急大谷行きで2時間31分、仁江下車、徒歩3分
ドライブで 能越自動車道のと里山空港ICから約36km
駐車場 30台/無料
問い合わせ 道の駅すず塩田村(奥能登塩田村) TEL:0768-87-2040/FAX:0768-87-2032
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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ABOUTこの記事をかいた人。

日本全国を駆け巡るプレスマンユニオン編集部。I did it,and you can tooを合い言葉に、皆さんの代表として取材。ユーザー代表の気持ちと、記者目線での取材成果を、記事中にたっぷりと活かしています。取材先でプレスマンユニオン取材班を見かけたら、ぜひ声をかけてください!

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