黒崎展望台

陸中海岸、三陸復興国立公園の黒崎は、高さ150m〜200mの断崖が海に垂直に落ち込み、岬の突端には、白亜の陸中黒埼灯台が建っています。黒崎展望台は北に延びる海岸線、南に続く断崖絶壁を一望する景勝地。断崖下には海釣り公園、海水浴場として整備されたネダリ浜があり、高度差はなんと160mもあります。

北陸中の断崖絶壁を一望にする景勝地

断崖の上に展望台が
カリヨンの鐘

断崖直下の海は、サケ漁などで知られる三陸漁場のひとつ、黒崎漁場です。
夏に吹くヤマセは海霧を生み出し、幻想的な雰囲気になることも。
三陸ジオパークのジオサイトにもなっています。

黒崎一帯は黒崎園地として整備され、その一角に鳴らせば幸せが訪れるというカリヨンの鐘が設置。
恋人同士が並んで鳴らせるようにと地面には足形のプレートもはめ込まれており、自撮りスポットになっています。

普代村の黒崎と男鹿半島の入道崎を結ぶのが北緯40度線(北京、マドリード、フィラディルフィアがほぼ北緯40度線上に)。
黒崎には北緯40度のシンボル塔もあるので記念撮影に絶好。

黒崎の少し南側にあるアンモ浦展望台からは、断崖から海に直接流れ落ちるアンモ浦の滝を眺めることができるので、時間があれば寄り道を。

黒崎展望台
名称黒崎展望台/くろさきてんぼうだい
所在地岩手県下閉伊郡普代村第2地割‎
関連HP普代村公式ホームページ
電車・バスで三陸鉄道北リアス線普代駅からタクシーで10分
ドライブで東北自動車道軽米ICから約77km
駐車場100台/無料(黒崎展望台入口・国民宿舎くろさき荘前)
問い合わせ普代村商工観光課 TEL:0194-35-2115
岩手県道44号直線道路

岩手県道44号直線道路

岩手県下閉伊郡普代村(ふだいむら)、田野畑村を走る、岩手県道44号(岩泉平井賀普代線)の黒崎入口と、北山崎入口を結ぶ部分が、岩手県道44号直線道路。陸中海岸も普代村の黒崎から田野畑村の北山崎までは日本屈指の海蝕崖が続いていますが、断崖背後の

黒崎砲台跡

黒崎砲台跡

幕末の戊辰戦争(ぼしんせんそう)時に砲台が置かれた黒崎御台場(くろさきおだいば)。南部藩(盛岡藩)の大砲、二貫目銅筒を復元して配置しているのが黒崎砲台跡です。黒崎御台場の周囲には土塁を巡らせ、砲台場、火薬庫詰め所を配置。打ち方と手伝い人6名

陸中黒埼灯台

陸中黒埼灯台は、三陸復興国立公園・黒崎の先端、海抜130mの断崖に立つ白亜の陸中黒埼灯台(灯火標高142.85m)。昭和22年に黒崎漁業協同組合が「譜代灯柱」として点灯した歴史があるユニークな灯台です。光達距離は29.5海里(約54km)で

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!

よく読まれている記事

こちらもどうぞ