八栗寺(四国八十八ヶ所霊場第85番札所)

八栗寺(四国八十八ヶ所霊場第85番札所)

香川県高松市東部、五剣山(375m)の中腹、標高230m内外にある真言宗高野山派の寺、八栗寺(やくりじ)。四国八十八ヶ所霊場第85番札所で、四国ケーブルの八栗ケーブルが山麓から寺へと通じています。寺伝によれば、当初は山頂から八国を見渡すことから八国寺と呼ばれていたのだとか。

「八栗の聖天さん」と親しまれる第85番札所

天長6年(829年)、当地を訪れた空海が入唐前に埋めた8個の焼栗が立派に繁茂していたのを見て、八国寺を八栗寺と改めたのだとか。
江戸時代初期の寛永19年(1642年)には、高松藩主・松平頼重(まつだいらよりしげ)が本堂を再建、松平家の祈願寺としています。
延宝5年(1677年)、木喰(もくじき)が大聖歓喜自在天(たいしょうかんぎじざいてん=聖天)を勧請。
これ以降、聖天霊場として知られ、地元では商売繁盛や学業成就、縁結びにご利益がある「八栗の聖天さん」と親しまれています。

本堂後方に建つ中将坊堂に祀られる中将坊は、白峰寺の白峰山相模坊、金毘羅大権現(象頭山松尾寺金光院)の象頭山金剛坊とともに讃岐三大天狗に数えられています。
夜に山を下り、民衆のために良いことをして朝帰るというありがたい天狗で、中将坊堂脇に下駄を奉納し、翌日下駄が汚れていれば中将坊が働いてくれた印なんだとか。

毎月1日の五剣山八栗寺の縁日(一日参り)には八栗ケーブルは早朝4:15から運行。

霊場間の距離・時間

84番札所・屋島寺(香川県高松市屋島東町1808) — (8km/15分) —85番札所・八栗寺(香川県高松市牟礼町牟礼3416)– (7km/15分) — 86番札所・志度寺(香川県さぬき市志度1102)

八栗寺(四国八十八ヶ所霊場第85番札所)
名称 八栗寺/やくりじ
所在地 香川県高松市牟礼町牟礼3416
関連HP 八栗寺公式ホームページ
電車・バスで ことでん八栗駅から徒歩30分で八栗登山口、八栗ケーブルで4分、山上駅下車、徒歩3分
ドライブで 高松自動車道さぬき三木ICから約8km。志度ICから約9km
駐車場 八栗ケーブル登山口駅前(400台/無料)を利用
問い合わせ 八栗寺 TEL:087-845-9603
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
屋島北嶺 遊鶴亭展望台

屋島北嶺 遊鶴亭展望台

屋島北嶺にある展望台で、獅子の霊巌、談古嶺と並ぶ屋島三大展望台の一つが屋島北嶺の遊鶴亭展望台(ゆうかくていてんぼうだい)。大正12年、香淳皇后が命名したもの。テーブルマウンテン(メサ地形)となった屋島台地の北端に位置するため、瀬戸内海方面の

屋島寺

屋島寺(四国八十八ヶ所霊場第84番札所)

四国霊場第84番の札所が屋島寺(やしまじ)。天平勝宝6年(754年)、鑑真和上(がんじんわじょう)が朝廷に招かれ奈良に向かう途中(2月4日に平城京に到着)、屋島北嶺に創建し、後に空海が南嶺に移したと伝えられている古刹。鎌倉時代に建てられた瓦

志度寺(四国八十八ヶ所霊場第86番札所)

志度寺(四国八十八ヶ所霊場第86番札所)

香川県さぬき市志度にある真言宗善通寺派の寺、志度寺(しどじ)。山号は補陀落山で、四国八十八ヶ所霊場第86番札所。『志度寺縁起絵』によれば、推古天皇の頃、7世紀の創建とされる古刹です。室町時代の作である曲水式庭園は、京の竜安寺石庭で知られる室

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!

ABOUTこの記事をかいた人。

日本全国を駆け巡るプレスマンユニオン編集部。I did it,and you can tooを合い言葉に、皆さんの代表として取材。ユーザー代表の気持ちと、記者目線での取材成果を、記事中にたっぷりと活かしています。取材先でプレスマンユニオン取材班を見かけたら、ぜひ声をかけてください!

関連記事

よく読まれている記事

こちらもどうぞ