天空のブランコ・フォトフレーム（雲辺寺山頂公園）

香川県観音寺市大野原町、雲辺寺ロープウェイで上った雲辺寺山頂に整備された雲辺寺山頂公園にあるのが、天空のブランコ・フォトフレーム。四国霊場第66番札所・雲辺寺への足となるロープウェイを降りた場所が山頂公園で、三豊平野や瀬戸内海を一望する絶景の地にブランコとフォトフレームが設置されています。

四国霊場最高所・別名「四国高野」の横が展望公園に

雲辺寺ロープウェイ山頂駅を出てすぐ香川県と徳島県の県境があり、香川県側には天空のブランコ・フォトフレームのある雲辺寺山頂公園が広がっています（雲辺寺は徳島県側）。
雲辺寺は四国霊場では最高所で「四国高野」と呼ばれ、「遍路ころがし」とも称された難所。
徳島県にありますが、四国八十八箇所霊場としては香川県の第1番札所になっています。

雲辺寺山の頂は標高927mですが、そのすぐ西側、標高920mの場所に設置されているのが天空のブランコとフォトフレーム。
快晴なら瀬戸大橋、さらには対岸の岡山県（笠岡市、倉敷市方面）、広島県（尾道市、福山市方面）も視認できるとか。

公園には駐車場はなく（駐車場は雲辺寺参拝者用のもの）、雲辺寺ロープウェイが唯一のアクセス手段となっています。

かつて冬季はスノーパーク雲辺寺が営業していましたが（自然の雪と降雪設備による人工雪で構成）、温暖化の影響もあって、令和2年3月で営業を終了し、通年、雲辺寺山頂公園となっています。
公園内にはコーヒーショップも営業。

雲辺寺ロープウェイ

雲辺寺山の香川県観音寺市側に架かる四国ケーブルの雲辺寺ロープウェイ。標高927mの雲辺寺山頂にある雲辺寺（四国八十八ヶ所霊場第66番札所）は、徳島県三好市に位置しますが、もともとは讃岐国（香川県）側の札所。「四国高野」という四国霊場最高所に

雲辺寺（四国八十八ヶ所霊場第66番札所）

雲辺寺（うんぺんじ）は、四国八十八ヶ所霊場第66番札所で本尊は千手観世音菩薩。正式名は巨鼇山千手院雲辺寺といい、真言宗御室派の寺。65番の三角寺から徒歩7時間。標高927mの雲辺寺山の山頂にあり、四国霊場の最高所で別名「四国高野」とも呼ばれ