住吉神社『河渡祭』|下関市|2024

住吉神社『河渡祭』

2024年12月1日(日)、山口県下関市の住吉神社で『河渡祭』(かわたりさい)が執り行なわれます。石見国(いわみのくに)・江川で毛利氏と尼子氏が戦った吉田郡山城の戦いの際、毛利元就(もうりもとなり)は全軍に神酒、田作りと餅粥(もちがゆ)を振る舞い、その勢いで江の川の渡河に成功したことに由来。現在では餅粥を一般参拝客にふるまっています。

郡山合戦の戦勝を祈願し、成就したという吉事に由来

住吉神社『河渡祭』

毛利元就が戦国大名として雄飛する第一歩となった天文10年(1541年)の吉田郡山城の戦い(郡山合戦)での勝利。
大内氏に従属していた毛利氏当主・毛利元就と尼子詮久(あまごはるひさ=後の尼子晴久)との戦いで、その軍功は、大内義隆からも幕府に報告されています。
その吉事倣った開運の祭礼。

住吉神社の敬神婦人会が餅米を炊いた餅粥と田作りで参拝者を接待しています。

長門国の一之宮でもある住吉神社は、「日本三大住吉」のひとつで、本殿は国宝。
現存する拝殿は、天文8年(1539年)、毛利元就の寄進です。

住吉神社『河渡祭』
住吉神社『河渡祭』|下関市|2024
開催日時 2024年12月1日(日)、毎年12月1日
所在地 山口県下関市一の宮住吉1-11-1
場所 長門一宮住吉神社
関連HP 下関公式観光サイト
電車・バスで JR新下関駅からサンデン交通バス下関方面行きで15分、一の宮下車、徒歩5分
ドライブで 中国自動車道下関ICから約3.2km
駐車場 200台/無料
問い合わせ 長門一宮住吉神社 TEL:083-256-2656
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
日本三大住吉

日本三大住吉とは!?

『日本書紀』によれば、神功皇后が新羅出兵の際に、神託もあって戦争に勝利したと記されるのが底筒男命(そこつつのおのみこと)、中筒男命(なかつつのおのみこと)、表筒男命(うわつつのおのみこと)の住吉三神。全国に600社ある住吉神を祀る神社の総本

長門一宮住吉神社

長門一宮住吉神社

山口県下関市一の宮にある古社で、大阪の住吉大社、博多の住吉神社とともに日本三大住吉に数えられるのが長門一宮住吉神社。神功皇后の三韓平定後に凱旋、当地に祠を建てたのが始まりと伝わる神功皇后ゆかりの神社。以来、軍事・海上交通の神として、また長門

 

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