相模ダム

相模ダム

神奈川県藤野町(現・相模原市緑区)に、戦後間もない昭和22年6月に完成した多目的ダムが相模ダム。第二次世界大戦前に、軍需工場が集中する京浜工業地帯や、航空母艦建造した横須賀海軍工廠(よこすかかいぐんこうしょう)への電力供給を目的に、一級河川 ・相模川(さがみがわ)を堰き止めて造られたもの。

日本最初の多目的ダム

現在は、横浜市、相模原市、川崎市への上水道の供給、工業用水の供給、相模発電所
での発電という多目的ダム。
高さ58.4mの重力式コンクリートダムで、神奈川県企業庁が管理しています。

戦時中には日本人労働者だけでなく、中国の山東省の300人をはじめ、朝鮮半島などからの強制労働者が従事したといわれ(判明しているだけで犠牲者は83人)、毎年7月末に合同追悼会が行なわれています。。
戦時下のそんな犠牲を背景に、ダムによってできた人造湖がレジャー基地にもなっている相模湖(さがみこ)です。

名称 相模ダム/さがみだむ
所在地 神奈川県相模原市緑区与瀬
関連HP 神奈川県公式ホームページ
電車・バスで JR相模湖駅から徒歩15分
ドライブで 中央自動車道相模湖東ICから約3km
問い合わせ 相模川水系ダム管理事務所 TEL:042-684-3521
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
相模湖

相模湖

神奈川県相模原市緑区、相模川が相模ダム(昭和22年完成/戦後初のダム)でせき止められて誕生したダム湖が相模湖(さがみこ)。人造湖に名前が付けられた初の例で、外交官を経て神奈川県知事になった内山岩太郎の命名。市街地に近い場所にありながら周辺に

 

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