阿蘇神社

阿蘇神社

阿蘇市一の宮町にあり、創建は神代に遡ると伝えられる古社で、一の宮町の町名も阿蘇神社が肥後国(ひごのくに)一之宮であることに由来します。阿蘇開拓の祖で神武天皇の孫といわれる健磐龍命(たけいわたつのみこと)をはじめ、十二神を祀り、青森県を北限に全国に523社ある阿蘇神社の総本社(熊本県には461社)。

阿蘇開拓の祖神、健磐龍命を祀る古社

健磐龍命は、外輪山に囲まれた阿蘇カルデラ湖を、外輪山を蹴破って農地に変えたと伝えられる阿蘇の開拓神。
土豪・阿蘇氏は阿蘇神社大宮司を世襲し、現在もその末裔(まつえい)が宮司を努めています。

嘉永2年(1849年)再建の大楼門は茨城県の鹿島神社、福岡県の筥崎宮の楼門と並び「日本三大楼門」のひとつで国の重要文化財。
一の神殿、二の神殿、三の神殿、神幸門、還御門も国の重要文化財に指定されています。
2016年の熊本地震により、楼門と拝殿が全壊しましたが、2022年を目標に再建予定です。

境内には阿蘇の湧水である神の泉があるほか、門前町にも湧水の湧く井戸があり、14ヶ所の水基(=水飲み場)を巡る「水基めぐり」の散歩も楽しめます。
阿蘇カルデラの伏流水は扇状地末端部である阿蘇神社周辺で大量に湧き出しているのです。

阿蘇山・中岳火口近くにある阿蘇山上神社は阿蘇神社の奥宮。
平安初期から、神霊池 (阿蘇山の噴火口)に異変があるときには祈祷が行なわれてきました。

天台宗の寺、青龍寺は、神仏習合の江戸時代までは、阿蘇神社の神宮寺(神護寺)でした。
阿蘇神社の楼門が仏式なのも神仏習合の名残と推測できます。

また、阿蘇神社の北方に鎮座する国造神社(こくぞうじんじゃ)は北宮と呼ばれています。
奥宮(中岳)〜阿蘇神社(本宮)〜国造神社(北宮)は、ほぼ直線で結ばれ、なにか意味があるのかもしれません。

阿蘇神社
銘水「神の水」
阿蘇神社
願掛け石
阿蘇神社
名称阿蘇神社/あそじんじゃ
所在地熊本県阿蘇市一の宮町宮地3083-1
関連HP阿蘇神社ホームページ
電車・バスでJR宮地駅から徒歩15分
ドライブで九州自動車道熊本ICから約41km
駐車場70台/無料、市営駐車場(70台/有料)も隣接
問い合わせ阿蘇神社 TEL:0967-22-0064/FAX:0967-22-3463
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
長目塚古墳

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熊本県阿蘇市一の宮町、肥後国一之宮・阿蘇神社の北、阿蘇北外輪山の麓に築かれている阿蘇の古代を今に伝える古墳が、長目塚古墳(ながめづかこふん)。墳丘長111.5m(一部が削平、推定復元116.5m)で、熊本県では大野窟古墳(八代郡氷川町、12

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