愛知高速交通東部丘陵線(リニモ)

愛知高速交通東部丘陵線(リニモ)

愛知県名古屋市名東区・藤が丘駅と豊田市・八草駅を結ぶ、日本で唯一の浮上式リニアモーターカー(磁気浮上式鉄道路線)が、愛知高速交通東部丘陵線(リニモ)。『愛・地球博』(愛知万博)の開催に合わせ、平成17年3月6日に藤が丘駅〜万博八草駅(現・八草駅)間が開業したのが始まりです。

日本で唯一、磁気で浮上して走行する鉄道

『愛・地球博』(愛知万博)開催時に、鉄道のなかった長久手町(現・長久手市)に、未来的なイメージと会場アクセスの目的を兼ねて敷設されたもの。
愛・地球博記念公園駅は、万博開催時には万博会場駅と称していました。

藤が丘駅〜はなみずき通駅は地下ですが、その後は高架を走り、尾張丘陵の眺望がいいのも特徴です。

使用される車両は開業時からの100形のみで、3両固定編成(座席定員104人)。
無人自動運転ながら最高速度は100km/hもあり、2005年度グッドデザイン賞、2006年度ローレル賞(鉄道友の会)を受賞。
車両中央にクロスシート、扉付近にロングシートを配し、クロスシートから尾張丘陵を眺めれば旅の気分も盛り上がります。

リニモ車両基地は長久手市の陶磁器資料館南駅の南側にあり、小中学校(小学校3年生以上の児童・生徒)の社会科見学(学校行事で、リニモを1区間以上の乗車が条件)のみ受け付けています。

藤が丘駅で名古屋市営地下鉄東山線、八草駅で愛知環状鉄道に連絡。
1日乗車券「Linimo 1DAYフリーきっぷ」も発売されていますが、入場券はありません。

愛知高速交通東部丘陵線(リニモ)
あいち産業科学技術総合センターと陶磁器資料館南駅
愛知高速交通東部丘陵線(リニモ)
リニモ車両基地
愛知高速交通東部丘陵線(リニモ)
名称 愛知高速交通東部丘陵線(リニモ)/あいちこうそくこうつうとうぶきゅうりょうせん(りにも)
所在地 愛知県名古屋市名東区藤が丘〜豊田市八草町石坂
関連HP 愛知高速交通東部丘陵線(リニモ)公式ホームページ
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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