熊本県阿蘇郡小国町宮原、昭和59年に廃線になった国鉄宮原線(こくてつみやのはるせん)の終着駅の跡が、肥後小国駅跡(ひごおぐにえきあと)。現在、駅跡一帯は、道の駅小国ゆうステーションとして整備され、オブジェ的に線路が残され、駅名標が立っています。
道の駅小国ゆうステーションの一角が駅の跡
宮原線は、久大本線恵良駅(大分県玖珠郡九重町)から分岐し、肥後小国駅まで26.6kmの路線。
熊本県内には北里駅、肥後小国駅の2駅があり、当初は、菊池、瀬高(福岡県)を経て佐賀とを結ぶ計画でした。
肥後小国駅は、佐賀と豊後森を結ぶ九州横断鉄道という壮大な計画の一部として昭和29年3月15日、宝泉寺駅〜肥後小国駅間(19.3km)の延伸時に開業した駅です。
佐賀駅〜瀬高駅間が佐賀線(昭和62年3月28日全線廃止)として、瀬高駅〜南関駅間が東肥鉄道(後の九州肥筑鉄道、昭和13年12月16日全線廃止)として開業しましたが、宮原線を含めてすべて廃線になっています。
国鉄宮原線・肥後小国駅跡 | |
名称 | 国鉄宮原線・肥後小国駅跡/こくてつみやのはるせん・ひごおぐにえきあと |
所在地 | 熊本県阿蘇郡小国町宮原 |
ドライブで | 大分自動車道九重ICから約23km、日田ICから約34km |
駐車場 | 道の駅小国ゆうステーション駐車場(30台/無料)を利用 |
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