平地の三県境(栃木・群馬・埼玉三県境)

平地の三県境(栃木・群馬・埼玉三県境)

3つの県の県境となると、山頂、尾根上、河川というのが一般的で、平野部に三県境があるのは、栃木・群馬・埼玉三県境のみ。そのため関係する栃木県栃木市、群馬県板倉町、埼玉県加須市では、「平地の三県境」、さらには「さんぽで三県!三県境」とPR。地元3市町と地権者が協力してアプローチ道路も整備しています。

歩いて三歩で回れる三県境はここだけ!

東武日光線柳生駅(やぎゅうえき)から徒歩10分というのが、「さんぽで三県!三県境」というキャッチコピーの由来。
柳生駅から徒歩圏内のため、県境ファンは「柳生の三県境」と呼んでいます。
全国に40ヶ所以上ある三県境のうち、唯一平地にあるため、「歩いて三歩で回れる三県境はここだけ」(板倉町)と、地元では「平地の三県境」という名称を使っているのです。
ドライブの場合には、渡良瀬遊水地の横、埼玉県道9号(佐野古河線)沿いにある「道の駅きたかわべ」から徒歩5分と、これまた便利な立地です。

もともと栃木・群馬・埼玉の三県境は、「海老瀬の七曲がり」と呼ばれる蛇行する渡良瀬川の川の真ん中に位置していましたが、明治43年〜大正7年に行なわれた渡良瀬川の河川改修で、渡良瀬川の「海老瀬の七曲がり」と谷田川の合流地点は廃川となり、現在の河道に変更されたのです。
渡良瀬川の旧河道と河川敷は、渡良瀬遊水地の造成工事により発生した土砂で埋め立てられ、水田に。
こうして水田の小さな水路が行政界になったのです。

三県境確認のため、平成28年1月8日、2市1町(栃木市・板倉町・加須市)を代表して栃木市による県境確定調査が行なわれ、水路の交点で、コンクリート製の杭(昭和55年の圃場整備終了時に群馬県が設置した県境の杭)が発見されたことで、県境が確定したのです。
周辺は私有地でもあるので、マナーを守って見学を。

ちなみに、「道の駅きたかわべ」のある栃木県道・群馬県道・埼玉県道・茨城県道9号(佐野古河線)は、日本にある都府県道で、4県を通過する唯一の都府県道。

平地の三県境(栃木・群馬・埼玉三県境)
整備以前の三県境
名称 平地の三県境(栃木・群馬・埼玉三県境)/へいちのさんけんきょう(とちぎ・ぐんま・さいたまさんけんきょう)
所在地 埼玉県加須市小野袋・群馬県邑楽郡板倉町海老瀬・栃木県栃木市藤岡町下宮
関連HP 加須市公式ホームページ
電車・バスで 東武日光線柳生駅から徒歩10分
ドライブで 東北自動車道羽生ICから約12km
駐車場 道の駅きたかわべ駐車場を利用
問い合わせ 北川辺総合支所地域振興課 TEL:0280-62-2111/板倉町産業振興課 TEL:0276-82-1111/栃木市渡良瀬遊水地課 TEL:0282-62-0919
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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プレスマンユニオン編集部

日本全国を駆け巡るプレスマンユニオン編集部。I did it,and you can tooを合い言葉に、皆さんの代表として取材。ユーザー代表の気持ちと、記者目線での取材成果を、記事中にたっぷりと活かしています。取材先でプレスマンユニオン取材班を見かけたら、ぜひ声をかけてください!

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