知恩院・方丈庭園

知恩院・方丈庭園

国の重要文化財に指定された大方丈(おおほうじょう)と小方丈(こほうじょう)は残念ながらともに内部は非公開。その横にある京都市の名勝に指定された知恩院の方丈庭園は、見学が可能です。受付は法然上人御堂の奥にあります。

方丈の横にある池泉観賞式庭園

1642(寛永19)年に小堀遠州と縁のある玉淵坊日首(ぎょくえんのぼうにっしゅ=妙蓮寺の僧で十六羅漢石庭を作庭)と量阿弥によって作庭されたと伝えられる池泉観賞式庭園(回遊式ではありません)。
瓢箪形をした北池と南池を中心にした950坪の庭園です。

1671(寛文11)年に池を埋める改修が行なわれ、天和年間(1681~)になって、三門の前にあった巨石(慈鎮和尚坐禅石)を、越智正通らの命によって、中井正知が方丈南庭と北庭の中間の山畔に運び入れています。

現在の庭園は1799(寛政11)年刊の『都林泉名勝図会』に記された姿と変わらず、方丈の華麗な建築とあいまって情緒あふれる風景を展開しています。

知恩院・方丈庭園
名称知恩院・方丈庭園/ちおんいん・ほうじょうていえん
Hojo Garden,Chionin Temple
所在地京都府京都市東山区林下町400
関連HP知恩院公式ホームページ
電車・バスでJR京都駅から市バスで16分、知恩院前下車、徒歩6分。または地下鉄東西線東山駅から徒歩12分、京阪本線四条駅から徒歩10分、阪急京都線四条河原町駅から徒歩15分。
ドライブで名神高速道路京都東ICから約6.7km
駐車場タイムズ総本山知恩院新門南(34台/有料)
問い合わせ知恩院 TEL:075-531-2111
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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