熊野古道・馬越峠

熊野古道・馬越峠

三重県紀北町と尾鷲市を結ぶ国道42号は天狗倉山(馬越峠/まごせとうげ)をトンネルで通過していますが、馬越峠周辺には17世紀前半に紀州藩の行なった街道整備事業で敷かれたと推定される熊野古道の石畳が残されています。これが熊野古道・馬越峠。馬越峠越えの熊野古道は世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に認定されています。

多雨地帯、熊野路の峠道を守る石畳が現存!

熊野古道・馬越峠

夜泣き地蔵

熊野古道・馬越峠

藩政時代の石畳の道が残されている

馬越峠の尾鷲側にある馬越公園を起点に峠周辺の2kmの石畳が残されています。
熊野古道伊勢路の中で随一といわれる石畳ですが、中世のものではなく、近世に紀州藩が行なった街道整備によるもの。

熊野は全国でも有数の多雨地帯なので、石畳の敷設はぬかるみを防ぎ、路面の流失や崩壊を防止する上で重要な役割を果たしてきたのです。

桜の名所でもある馬越公園からは尾鷲市街を一望にするほか、夜景も美しさでも知られています。

道の駅海山~JR尾鷲駅は5km、徒歩で所要2時間30分。
道の駅海山に車を入れれば、馬越峠入口へは600m、10分ほど。
さらに馬越峠は徒歩50分で、車利用の場合は道の駅海山から往復2時間弱となります。
馬越峠から馬越公園へは下り、20分、復路の登り30分で、道の駅海山から馬越公園往復は3時間弱の行程。
馬越峠入口〜馬越峠〜馬越公園が世界遺産登録のコアゾーン、道の両側50mがバッファゾーンとなっています。

体力に自信がないなどショートカットしたい場合は、馬越公園駐車場に車を入れ(台数が5台程度と少ないので注意が必要)、馬越峠往復が無難(登り30分、下り20分)。
馬越公園内には、『尾鷲節中唄』が記された尾鷲節歌碑が立っています。

紀北町側の熊野古道には旅の安全を祈願するために建立され、子供の夜泣きに霊験あらたかな石仏とされる夜泣き地蔵があります。
 

熊野古道・馬越峠 DATA

名称 熊野古道・馬越峠/くまのこどう・まごせとうげ
所在地 三重県尾鷲市大曽根浦
関連HP 尾鷲観光物産協会公式ホームページ
電車・バスで JR馬越駅から徒歩30分
ドライブで 伊勢自動車道勢和多気ICから約70kmで馬越峠入口
駐車場 道の駅海山駐車場を利用
問い合わせ 尾鷲観光物産協会 TEL:0597-23-8261
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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