ねじり橋(六把野井水拱橋)

ねじり橋(六把野井水拱橋)

三重県いなべ市を走る三岐鉄道北勢線(狭軌=ナローゲージで有名)にある橋梁で、土木学会の土木遺産にも認定される橋。正式名は六把野井水拱橋(ろっぱのゆすいきょうきょう)ですが、「ねじりまんぽ」を使った形状からねじり橋と通称されています。江戸時代に造られた疏水「六把野井水」をまたぐ全長9.1mの橋は、大正5年7月15日完成。

三岐鉄道北勢線にある「ねじりまんぽ」

ねじり橋(六把野井水拱橋)

ねじり橋(六把野井水拱橋)の下から眺めると組まれたブロックがねじれているのがよくわかりますが、中部地方から近畿地方にかけて使われていた方言で「ねじりまんぽ」(京都の「蹴上ねじりまんぽ」が有名)。
コンクリートブロック製の橋では現存唯一の「ねじりまんぽ」となっています。
トンネルの上を走る鉄道(大正5年に北勢鉄道として開業、現・三岐鉄道北勢線)と、河川が直角でなく斜めに交差するため、強度を高めるためにコンクリートブロックを斜めに積んでいるのです。
拱橋(きょうきょう=拱渠)とは、アーチ橋のことで、正しくは斜拱渠となります。

230m阿下喜駅(あげきえき)側にはめがね橋(明智川穹窿橋)もあるのでお立ち寄りを。
日本ウォーキング協会主催の「美しい日本の歩きたくなるみち 500選」に選定の「軽便鉄道と昭和のまちに出逢う道」(北勢線阿下喜駅と楚原駅間9km)のコース途中にあるので、ウォーキングの目的地としても絶好。
直接目指す場合には、三岐鉄道北勢線楚原駅を起点に楚原商店街を抜け、員弁西小学校を目指すのが近道。
ドライブの場合はいなべ市役所員弁庁舎駐車場を利用。

ねじり橋(六把野井水拱橋)の架る六把野井水(ろっぱのゆすい)は、慶長6年(1601年)、本多忠勝(ほんだただかつ)が桑名藩主時代に着工した全長3里29町(29km)の水路で、35年を費やして5代藩主・松平定綱の時に完成しています。

ちなみに、ナローゲージ(軽便鉄道)とは軌道幅762mmの狭軌のこと。

名称 ねじり橋(六把野井水拱橋)/ねじりばし(ろっぱのゆすいきょうきょう )
所在地 三重県いなべ市北勢町川原
関連HP いなべ市公式ホームページ
ドライブで 東名阪自動車道桑名ICから約10.5kmでいなべ市役所員弁庁舎駐車場、駐車場から徒歩20分
駐車場 いなべ市役所員弁庁舎駐車場を利用
問い合わせ いなべ市農林商工部商工観光課 TEL:0594-86-7833
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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