宮城県白石市にある武家屋敷旧小関家は、白石城主・片倉家の家臣・小関家の武家屋敷で、享保15年(1730年)の築。白石城の北(国道113号の南)、沢端川沿い(三の丸外堀沿い)の後小路(うしろこうじ)南側東端に建っています。宝暦11年(1761年)の白石城下絵図に「小関右衛門七」と記される中級武士の館です。
白石城下にある中級武士の館
平成3年に白石市に寄贈されたのを機会に、解体復元、一般公開されています。
建築年は、解体時に発見された「享保15年2月12日」の墨書から判明、宮城県の文化財に指定。
小関家は、享保元年(1716年)に番士に編入され、奥方用人を務めました。
白石城は、仙台藩伊達氏の支城で、江戸幕府の一国一城制の異例の対象外となり、明治維新まで存続。
常林寺、清林寺、片倉家の菩提寺・傑山寺などが建ち並ぶ寺町は城の南側に位置しています。
つまり北側の武家屋敷、南側の寺町という防衛的な配置です。
武家屋敷旧小関家 | |
名称 | 武家屋敷旧小関家/ぶけやしききゅうこせきけ |
所在地 | 宮城県白石市西益岡町6-52 |
関連HP | 白石城・歴史探訪ミュージアム・武家屋敷公式ホームページ |
電車・バスで | JR白石駅から徒歩15分 |
ドライブで | 東北自動車道白石ICから約6km |
駐車場 | 15台/無料 |
問い合わせ | 白石城・歴史探訪ミュージアム・武家屋敷 TEL:0224-24-3030/FAX:0224-24-3033 |
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