宮城県登米市津山町にある曹洞宗の禅寺が大徳寺(横山不動尊)。津山杉が鬱蒼と茂る森に建つ不動尊で、境内全域が南三陸金華山国定公園に指定。国の重要文化財の木造不動明王坐像は桂材に彫られた丈六(像高275cm)という立派なもので、空海作とも伝えられています。
巨大な木造不動明王坐像は国の重要文化財
平安時代末期の保元年間(1156年~1159年)に百済国(現・韓国南部)から志津川湾(宮城県北東岸)に流れ着いたという一寸八分の不動明王像が。
この像を胎内に収めた仏像を祀って建てられた小堂(現・奥之院)が始まり。
創建当時は真言宗の明王山金剛寺でしたたが、永正元年(1504年)に曹洞宗に改宗し、白魚山大徳寺となったもの。
本尊は秘仏で、12年に一度、酉年(とりどし)に開帳されています。
「横山不動」の名は、この本尊ではなく、丈六(像高275cm)という巨大な木造不動明王坐像(国の重要文化財)のこと。
桂材で、平安時代後期の作。
現存する不動堂は、昭和3年の再建。
伊達家の信仰が厚く、仙台藩4代藩主・伊達綱村(だてつなむら)は本堂を再建しています。
大徳寺(横山不動尊) | |
名称 | 大徳寺(横山不動尊)/だいとくじ(よこやまふどうそん) |
所在地 | 宮城県登米市津山町横山本町3 |
関連HP | 大徳寺(横山不動尊)公式ホームページ |
ドライブで | 三陸自動車道桃生津山ICから約8.5km |
駐車場 | 20台/無料 |
問い合わせ | 大徳寺(横山不動尊)TEL:0225-69-2249/FAX:0225-61-8001 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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