一ツ瀬ダム(米良湖)

一ツ瀬ダム(米良湖)

宮崎県西都市を流れる一ツ瀬川に昭和38年に築かれた堤高130.0mという巨大なアーチ式コンクリートダムが一ツ瀬ダム。九州電力の発電用ダムで、ダム湖は米良湖(めらこ)と名付けられ、その水は一ツ瀬発電所に送水されています。湛水面積686haは、アーチダムとしては日本最大(ダム全体では国内15位)。

水力県の宮崎県を象徴するダム

「日向の嵐山」といわれる景勝地・杉安峡(すぎやすきょう)の上流に築かれたのが一ツ瀬ダム。
九州一の水力県である宮崎県を象徴するダムのひとつ(都道府県別の包蔵水力3994GWh、既開発3426GWhとも九州一/平成30年3月31日現在)。

米良湖の総貯水容量26万1315立法メートルは、アーチダムでは池原ダム(奈良県下北山村)に次ぐ規模です。

湖畔を宮崎と熊本を結ぶ国道219号が走り、ダムサイトに一ツ瀬ダム展望所があります。

米良湖の上流には銀鏡神社(しろみじんじゃ)があり、国の重要無形民俗文化財に指定される銀鏡神楽(しろみかぐら)が伝わっています。

名称 一ツ瀬ダム(米良湖)/ひとつせだむ(めらこ)
所在地 宮崎県西都市片内・中尾
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