津風呂湖（津風呂ダム）

昭和38年、奈良県吉野町、紀の川水系津風呂川に建設された津風呂ダムのダム湖が津風呂湖。利水専用の多目的ダムで、周辺地域の上水道や灌漑用水に利用されています。堤高54.3mで、ダム堰堤からは湖の奥に竜門岳（904.1m）を眺望します。一帯は、県立吉野川津風呂自然公園都市整備され、湖岸には美しいアカマツ林が広がっています。

湖の奥に竜門岳を眺望

津風呂ダムは堤高54.3m、堤頂長 240.0mの重力式コンクリートダム。
ダム湖の津風呂湖は、湛水面積150haを誇っています。

ダムサイトから南湖岸を奈良県道256号（入野河原屋線）が走り、北岸を近畿自然歩道「大宇陀ふれあいルート」（入野峠バス停 ～ 木の子広場 ～ 津風呂湖北口バス停／7.8km、所要2時間40分）が通っています。

湖ではヘラブナ、コイ 、ニジマス釣りも楽しめ、津風呂湖観光会社などで共通入漁券を販売。
バス釣りは環境整備協力金が必要。
遊覧船「よしの」で一周30分の湖上遊覧を楽しむことができます。
遊覧船・ボート乗り場横に「パーラーつぶろ」があり、食事や喫茶が可能。
4月上旬～4月中旬には湖畔に500本の桜が咲くほか（『津風呂湖桜まつり』開催）、周遊道路38kmに桜8000本を植栽するプロジェクトも実施されています（世界一の桜の回廊が誕生！）。
紅葉は、11月中旬～12月中旬が見頃。