宇陀市松山伝統的建造物群保存地区

宇陀市松山伝統的建造物群保存地区

平成18年に国の重要伝統的建造物群保存地区「宇陀市松山伝統的建造物群保存地区」に選定された奈良県宇陀市の松山地区。中世に宇陀松山城の城下町として築かれ、豊臣家配下の大名によって整備された家並みです。江戸時代には天領になり、京・奈良と伊勢をつなぐ交通の要衝として「宇陀千軒」、「松山千軒」と呼ばれるほど栄えました。

「宇陀千軒」、「松山千軒」と呼ばれるほど栄えた町並み

宇陀市松山伝統的建造物群保存地区

宇陀市松山伝統的建造物群保存地区に残される平入りの町家群は江戸後期から昭和初期にかけて建てられたもの。
美しい家並みが城山(宇陀松山城跡)と宇陀川の間に南北に長く続いています。
南北に貫くメインストリートは伊勢街道(参宮街道=大和から伊勢に通じる街道)で、その南端が酒蔵が集まる酒蔵通りです。

保存地区は17haで、保存物件は建築物128件、工作物88件、環境物件28件。
日本最古の薬草園「森野旧薬園」(国の史跡)、松山西口関門(国の史跡)、吉野葛の森野吉野葛本舗、黒川本家、老舗酒蔵の久保本家酒造、芳村酒造、宇陀松山城・春日門跡、宇陀市歴史文化館「薬の館」なども町並みのなかにあります。
宇陀松山城跡への登城口(大手口)は、春日神社となっています。

宇陀市松山伝統的建造物群保存地区
名称宇陀市松山伝統的建造物群保存地区/うだしまつやまちくでんとうてきけんぞうぶつぐんほぞんちく
所在地奈良県宇陀市大宇陀上新、拾生ほか
関連HP宇陀市松山地区観光案内ホームページ
電車・バスで近鉄榛原駅から奈良交通バス大宇陀行き20分、終点下車、徒歩2分
ドライブで西名阪自動車道天理ICから約30km
駐車場道の駅宇陀路大宇陀駐車場を利用
問い合わせ宇陀市農林商工部商工観光課 TEL:0745-82-2457/FAX:0745-82-8211
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黒川本家

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宇陀松山城

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宇陀松山城・春日門跡

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